データで見るフィラデルフィア・76ersの特徴と傾向【NBA2014-15 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2014 – 2015レギュラー・シーズンにおけるフィラデルフィア・76ersの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、フィラデルフィア・76ersの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【フィラデルフィア・76ers】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　フィラデルフィア・76ersの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Nerlens Noel	75	2311.2	744	302	653	46.2	0	0	0	140	230	60.9	185	426	128	146	133	142	208	-432
Robert Covington	70	1955.9	943	132	310	42.6	167	446	37.4	178	217	82	65	251	105	128	97	31	189	-146
Luc Mbah a Moute	67	1916.4	660	189	434	43.5	62	202	30.7	96	163	58.9	82	246	106	99	81	21	104	-365
Hollis Thompson	71	1776	626	109	256	42.6	115	287	40.1	63	89	70.8	53	145	85	66	57	26	141	-340
Henry Sims	73	1398.6	586	234	480	48.7	4	22	18.2	106	137	77.4	121	238	79	99	39	30	135	-327
Jerami Grant	65	1376.5	411	75	196	38.3	49	156	31.4	114	193	59.1	49	149	79	85	40	68	144	-176
JaKarr Sampson	74	1131.2	386	115	219	52.5	31	127	24.4	63	94	67	35	128	77	76	38	26	135	-335
Isaiah Canaan	47	938	432	55	132	41.7	91	246	37	49	60	81.7	18	69	98	62	29	3	83	-60
Tony Wroten	30	894.6	507	138	292	47.3	37	142	26.1	120	180	66.7	22	64	157	113	48	8	72	-234
Ish Smith	55	831.5	338	125	307	40.7	18	60	30	34	57	59.6	15	85	180	78	36	6	50	-102
Thomas Robinson	54	797.7	308	126	258	48.8	0	2	0	56	106	52.8	95	208	33	59	32	20	104	13
Furkan Aldemir	41	540.5	93	40	73	54.8	0	5	0	13	27	48.1	78	98	28	17	17	16	96	-102
Brandon Davies	27	422.8	142	47	103	45.6	8	34	23.5	24	37	64.9	38	45	30	29	18	7	59	-161
Jason Richardson	19	416.5	172	31	82	37.8	31	96	32.3	17	22	77.3	13	53	38	16	13	3	28	-71
Glenn Robinson III	35	260.8	73	21	48	43.7	5	19	26.3	16	24	66.7	15	24	11	11	6	1	15	27
Larry Drew II	12	219.1	46	16	32	50	4	26	15.4	2	3	66.7	1	14	45	25	6	0	13	-73
Malcolm Thomas	17	194.3	45	18	33	54.5	0	7	0	9	13	69.2	16	40	7	13	3	1	17	-109
Elliot Williams	13	118.8	37	6	19	31.6	8	18	44.4	1	4	25	0	8	12	4	4	0	12	8
Drew Gordon	9	71.2	17	8	16	50	0	3	0	1	2	50	7	11	2	8	1	0	7	-34
Malcolm Lee	1	2	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【フィラデルフィア・76ers】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【フィラデルフィア・76ers】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　フィラデルフィア・76ersの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【フィラデルフィア・76ers】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　フィラデルフィア・76ersの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【フィラデルフィア・76ers】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したフィラデルフィア・76ersのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたフィラデルフィア・76ersのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るフィラデルフィア・76ersのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るフィラデルフィア・76ersのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るフィラデルフィア・76ersのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【フィラデルフィア・76ers】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るフィラデルフィア・76ersのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るフィラデルフィア・76ersのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るフィラデルフィア・76ersのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【フィラデルフィア・76ers】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2014 – 2015 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　フィラデルフィア・76ersの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Alexey Shved	121	51	42.1%	46	103
Brandon Davies	105	74	70.5%	28	68
Chris Johnson	48	39	81.3%	3	6
Drew Gordon	16	14	87.5%	2	5
Furkan Aldemir	80	36	45.0%	28	69
Glenn Robinson III	40	26	65.0%	8	21
Henry Sims	480	344	71.7%	79	178
Hollis Thompson	563	485	86.1%	85	196
Isaiah Canaan	245	99	40.4%	69	170
Ish Smith	273	78	28.6%	152	363
JaKarr Sampson	323	198	61.3%	77	179
Jason Richardson	155	100	64.5%	38	90
JaVale McGee	16	12	75.0%	2	4
Jerami Grant	297	236	79.5%	79	187
KJ McDaniels	377	256	67.9%	70	161
Larry Drew II	44	21	47.7%	45	111
Luc Mbah a Moute	564	418	74.1%	106	257
Malcolm Thomas	36	24	66.7%	7	18
Michael Carter-Williams	496	171	34.5%	302	705
Nerlens Noel	604	406	67.2%	128	303
Robert Covington	765	611	79.9%	105	244
Thomas Robinson	158	82	51.9%	24	57
Tim Frazier	29	10	34.5%	43	108
Tony Wroten	387	180	46.5%	157	368

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　フィラデルフィア・76ersのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Hollis Thompson	Luc Mbah a Moute	Nerlens Noel	Robert Covington
Hollis Thompson	0	7	14	10
Luc Mbah a Moute	11	0	15	18
Nerlens Noel	13	20	0	21
Robert Covington	9	15	10	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　フィラデルフィア・76ersの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　フィラデルフィア・76ersの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【フィラデルフィア・76ers】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　ここではフィラデルフィア・76ersと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、フィラデルフィア・76ersが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したフィラデルフィア・76ersの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたフィラデルフィア・76ersの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るフィラデルフィア・76ersの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。