データで見るデンバー・ナゲッツの特徴と傾向【NBA2015-16 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2015 – 2016レギュラー・シーズンにおけるデンバー・ナゲッツの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、デンバー・ナゲッツの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【デンバー・ナゲッツ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2015 – 2016 Regular Season>

　デンバー・ナゲッツの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Gary Harris	76	2438.6	932	254	468	54.3	105	297	35.4	109	133	82	54	166	147	98	97	18	143	-211
Will Barton	82	2353.4	1178	313	658	47.6	112	325	34.5	216	268	80.6	59	417	203	139	71	39	147	-131
Emmanuel Mudiay	68	2067.9	872	255	673	37.9	74	232	31.9	140	209	67	32	200	372	217	65	35	141	-118
Danilo Gallinari	53	1838.7	1036	200	461	43.4	87	239	36.4	375	432	86.8	52	229	135	77	42	19	87	-101
Nikola Jokic	80	1732.6	796	279	516	54.1	28	84	33.3	154	190	81.1	181	379	189	104	79	50	208	93
Kenneth Faried	67	1694.5	835	348	624	55.8	1	2	50	136	222	61.3	235	346	79	91	32	60	169	-109
Darrell Arthur	70	1516	527	176	372	47.3	45	117	38.5	40	53	75.5	86	207	96	66	53	48	185	-52
D.J. Augustin	62	1177.6	467	80	182	44	68	168	40.5	103	128	80.5	8	87	198	84	38	4	85	-32
JaKarr Sampson	73	1159.7	374	126	254	49.6	14	63	22.2	80	122	65.6	46	144	46	70	23	33	142	-233
Joffrey Lauvergne	59	1041.2	465	182	327	55.7	13	53	24.5	62	69	89.9	77	213	56	54	13	15	115	-221
Jameer Nelson	39	1035.7	299	70	163	42.9	43	144	29.9	30	35	85.7	19	96	190	66	25	5	100	-132
Jusuf Nurkic	32	547.1	263	101	239	42.3	0	3	0	61	99	61.6	65	110	40	55	24	44	91	-7
Mike Miller	47	373	63	3	10	30	19	52	36.5	0	0	0	6	47	40	17	13	4	53	-90
Axel Toupane	21	305.4	76	12	30	40	13	40	32.5	13	17	76.5	8	23	15	6	7	6	40	-17
Kostas Papanikolaou	26	294	67	14	34	41.2	10	32	31.3	9	14	64.3	8	32	16	21	13	5	24	-9
Erick Green	9	42.1	13	4	8	50	1	5	20	2	2	100	3	3	3	0	1	0	4	-1

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【デンバー・ナゲッツ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2015 – 2016 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【デンバー・ナゲッツ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2015 – 2016 Regular Season>

　デンバー・ナゲッツの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【デンバー・ナゲッツ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2015 – 2016 Regular Season>

　デンバー・ナゲッツの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【デンバー・ナゲッツ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2015 – 2016 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したデンバー・ナゲッツのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたデンバー・ナゲッツのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るデンバー・ナゲッツのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るデンバー・ナゲッツのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るデンバー・ナゲッツのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【デンバー・ナゲッツ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2015 – 2016 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るデンバー・ナゲッツのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るデンバー・ナゲッツのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るデンバー・ナゲッツのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【デンバー・ナゲッツ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2015 – 2016 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　デンバー・ナゲッツの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Axel Toupane	63	61	96.8%	15	35
D.J. Augustin	248	96	38.7%	132	300
Danilo Gallinari	661	415	62.8%	135	303
Darrell Arthur	487	411	84.4%	96	217
Emmanuel Mudiay	732	308	42.1%	372	841
Erick Green	NA	NA	NA	1	3
Gary Harris	823	616	74.8%	147	334
JaKarr Sampson	116	82	70.7%	16	40
Jameer Nelson	269	94	34.9%	190	437
JJ Hickson	110	84	76.4%	16	35
Joffrey Lauvergne	403	296	73.4%	56	134
Jusuf Nurkic	202	150	74.3%	40	92
Kenneth Faried	699	479	68.5%	79	188
Kostas Papanikolaou	58	43	74.1%	16	38
Mike Miller	63	52	82.5%	40	93
Nikola Jokic	642	412	64.2%	189	438
Randy Foye	284	130	45.8%	112	260
Sean Kilpatrick	20	14	70.0%	3	7
Will Barton	962	507	52.7%	203	455

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　デンバー・ナゲッツのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Danilo Gallinari	Darrell Arthur	Emmanuel Mudiay	Gary Harris	Kenneth Faried	Nikola Jokic	Will Barton
Danilo Gallinari	0	9	12	23	25	23	12
Darrell Arthur	7	0	4	15	3	14	17
Emmanuel Mudiay	45	32	0	62	89	55	25
Gary Harris	18	6	31	0	29	22	4
Kenneth Faried	16	3	7	21	0	4	10
Nikola Jokic	18	19	28	47	23	0	23
Will Barton	20	38	11	22	20	21	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　デンバー・ナゲッツの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　デンバー・ナゲッツの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【デンバー・ナゲッツ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2015 – 2016 Regular Season>

　ここではデンバー・ナゲッツと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、デンバー・ナゲッツが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したデンバー・ナゲッツの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたデンバー・ナゲッツの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離から見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るデンバー・ナゲッツの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。