データで見るミネソタ・ティンバーウルブズの特徴と傾向【NBA2014-15 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2014 – 2015レギュラー・シーズンにおけるミネソタ・ティンバーウルブズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ミネソタ・ティンバーウルブズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　ミネソタ・ティンバーウルブズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Andrew Wiggins	82	2968.8	1387	458	1011	45.3	39	126	31	354	466	76	134	240	170	177	86	50	190	-553
Gorgui Dieng	73	2193	710	258	506	51	1	6	16.7	191	244	78.3	223	386	146	126	71	126	188	-383
Zach LaVine	77	1901.7	778	229	510	44.9	57	167	34.1	149	177	84.2	27	187	276	193	54	10	158	-540
Kevin Martin	39	1302.5	779	192	434	44.2	75	191	39.3	170	193	88.1	19	123	89	76	33	1	76	-253
Chase Budinger	67	1285.9	457	117	247	47.4	52	143	36.4	67	81	82.7	33	165	64	49	44	10	72	-261
Gary Neal	54	1192.3	543	138	339	40.7	50	164	30.5	117	135	86.7	14	115	100	65	23	1	88	-100
Kevin Garnett	47	952.5	323	142	299	47.5	1	7	14.3	36	45	80	48	263	77	46	46	17	109	-24
Anthony Bennett	57	893.8	298	118	274	43.1	7	23	30.4	41	64	64.1	52	164	48	36	27	16	87	-294
Shabazz Muhammad	38	865.6	512	174	346	50.3	20	51	39.2	104	145	71.7	63	91	44	35	18	7	49	-160
Nikola Pekovic	31	815.1	386	139	328	42.4	0	0	0	108	129	83.7	89	145	27	42	19	12	59	-57
Robbie Hummel	45	741.8	198	63	121	52.1	16	51	31.4	24	29	82.8	31	103	27	18	16	9	86	-149
Adreian Payne	32	739.6	213	90	211	42.7	1	9	11.1	30	46	65.2	48	114	30	44	19	9	88	-244
Justin Hamilton	41	712.6	219	75	147	51	10	31	32.3	39	47	83	57	77	36	26	27	30	70	-175
Ricky Rubio	22	692.1	226	65	168	38.7	13	51	25.5	57	71	80.3	19	106	193	64	38	1	59	-12
Lorenzo Brown	29	548.6	122	46	94	48.9	6	28	21.4	12	19	63.2	14	56	90	30	28	6	49	-94
Sean Kilpatrick	4	71.5	22	3	7	42.9	4	13	30.8	4	4	100	1	5	4	2	3	0	3	17
Arinze Onuaku	6	68.3	27	12	14	85.7	0	0	0	3	8	37.5	7	14	4	2	1	3	6	-18
Miroslav Raduljica	5	22.8	8	3	8	37.5	0	0	0	2	2	100	2	3	0	2	1	0	8	-3
Ronny Turiaf	2	19.4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	2	0	0	0	0	-8

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　ミネソタ・ティンバーウルブズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　ミネソタ・ティンバーウルブズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したミネソタ・ティンバーウルブズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたミネソタ・ティンバーウルブズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るミネソタ・ティンバーウルブズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るミネソタ・ティンバーウルブズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るミネソタ・ティンバーウルブズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るミネソタ・ティンバーウルブズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るミネソタ・ティンバーウルブズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るミネソタ・ティンバーウルブズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2014 – 2015 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ミネソタ・ティンバーウルブズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Adreian Payne	179	113	63.1%	30	66
Andrew Wiggins	1033	550	53.2%	170	380
Anthony Bennett	257	199	77.4%	48	109
Arinze Onuaku	24	18	75.0%	4	10
Chase Budinger	390	312	80.0%	64	140
Corey Brewer	196	133	67.9%	78	166
Gary Neal	101	56	55.4%	20	45
Glenn Robinson III	17	11	64.7%	3	7
Gorgui Dieng	519	329	63.4%	146	323
Jeff Adrien	38	24	63.2%	15	31
Justin Hamilton	120	92	76.7%	24	53
Kevin Garnett	36	34	94.4%	8	19
Kevin Martin	609	402	66.0%	89	190
Lorenzo Brown	110	44	40.0%	90	209
Miroslav Raduljica	6	6	100.0%	NA	NA
Mo Williams	419	170	40.6%	261	559
Nikola Pekovic	278	180	64.7%	27	58
Ricky Rubio	169	76	45.0%	193	417
Robbie Hummel	174	148	85.1%	27	63
Ronny Turiaf	NA	NA	NA	2	4
Sean Kilpatrick	18	14	77.8%	4	10
Shabazz Muhammad	408	279	68.4%	44	96
Thaddeus Young	597	354	59.3%	135	299
Troy Daniels	51	38	74.5%	13	31
Zach LaVine	629	295	46.9%	276	592

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ミネソタ・ティンバーウルブズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Andrew Wiggins	Gorgui Dieng	Zach LaVine
Andrew Wiggins	0	23	23
Gorgui Dieng	28	0	12
Zach LaVine	40	32	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ミネソタ・ティンバーウルブズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ミネソタ・ティンバーウルブズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ミネソタ・ティンバーウルブズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2014 – 2015 Regular Season>

　ここではミネソタ・ティンバーウルブズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ミネソタ・ティンバーウルブズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したミネソタ・ティンバーウルブズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたミネソタ・ティンバーウルブズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るミネソタ・ティンバーウルブズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2013-14 |🏀| 2015-16 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。