データで見るゴールデンステイト・ウォリアーズの特徴と傾向【NBA2024-25 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2024 – 2025レギュラー・シーズンにおけるゴールデンステイト・ウォリアーズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ゴールデンステイト・ウォリアーズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2024 – 2025 Regular Season>

　ゴールデンステイト・ウォリアーズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Stephen Curry	70	2252.4	1718	253	474	53.4	311	784	39.7	279	299	93.3	40	270	421	200	80	30	95	299
Draymond Green	68	1983.3	613	136	263	51.7	80	246	32.5	101	147	68.7	74	340	383	174	99	70	219	275
Buddy Hield	82	1863	912	125	237	52.7	203	549	37	53	64	82.8	51	213	134	91	69	23	132	141
Jimmy Butler III	55	1746.1	964	269	493	54.6	32	104	30.8	330	392	84.2	125	171	298	74	77	18	52	246
Brandin Podziemski	64	1716.3	747	165	320	51.6	115	309	37.2	72	95	75.8	65	260	220	75	69	13	95	261
Moses Moody	74	1649.2	724	120	231	51.9	126	337	37.4	106	133	79.7	52	137	96	54	59	31	116	132
Jonathan Kuminga	47	1144.1	719	212	417	50.8	46	151	30.5	157	235	66.8	56	161	104	71	38	21	90	8
Kevon Looney	76	1142.2	344	141	273	51.6	2	5	40	56	99	56.6	185	277	118	39	46	37	154	117
Trayce Jackson-Davis	62	966.8	407	174	299	58.2	0	3	0	59	102	57.8	122	189	104	45	23	38	73	-61
Gary Payton II	62	927.2	400	140	203	69	31	95	32.6	27	38	71.1	53	132	83	39	52	17	108	45
Gui Santos	56	761.5	227	48	76	63.2	34	103	33	29	42	69	72	100	80	42	25	10	91	165
Quinten Post	42	685.8	340	50	95	52.6	73	179	40.8	21	27	77.8	35	113	56	33	16	18	83	43
Pat Spencer	39	249.6	98	36	79	45.6	5	22	22.7	11	15	73.3	15	31	48	18	14	3	20	-17
Kevin Knox II	14	83.7	46	14	21	66.7	4	15	26.7	6	8	75	7	10	5	4	2	4	6	-3
Jackson Rowe	6	51.7	22	5	7	71.4	3	10	30	3	6	50	3	8	4	1	4	0	4	23
Yuri Collins	2	16.3	2	1	3	33.3	0	0	0	0	0	0	2	1	4	0	2	0	5	-5
Braxton Key	3	10.8	3	0	3	0	0	1	0	3	6	50	1	1	0	1	2	0	0	-8

⇐ 2023-24 |🏀|

※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2024 – 2025 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

⇐ 2023-24 |🏀|

※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2024 – 2025 Regular Season>

　ゴールデンステイト・ウォリアーズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

⇐ 2023-24 |🏀|

※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2024 – 2025 Regular Season>

　ゴールデンステイト・ウォリアーズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

⇐ 2023-24 |🏀|

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2024 – 2025 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したゴールデンステイト・ウォリアーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたゴールデンステイト・ウォリアーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るゴールデンステイト・ウォリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るゴールデンステイト・ウォリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るゴールデンステイト・ウォリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2023-24 |🏀|

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2024 – 2025 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るゴールデンステイト・ウォリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るゴールデンステイト・ウォリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るゴールデンステイト・ウォリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2023-24 |🏀|

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2024 – 2025 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ゴールデンステイト・ウォリアーズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Andrew Wiggins	616	430	69.8%	101	259
Brandin Podziemski	675	473	70.1%	220	549
Buddy Hield	859	721	83.9%	134	326
De’Anthony Melton	57	44	77.2%	17	38
Dennis Schroder	225	131	58.2%	105	267
Draymond Green	512	457	89.3%	384	925
Gary Payton II	373	320	85.8%	83	206
Gui Santos	198	175	88.4%	80	198
Jackson Rowe	19	19	100.0%	4	10
Jimmy Butler III	337	215	63.8%	178	464
Jonathan Kuminga	562	343	61.0%	104	266
Kevin Knox II	40	30	75.0%	5	14
Kevon Looney	288	166	57.6%	118	299
Kyle Anderson	171	116	67.8%	81	200
Lindy Waters III	201	176	87.6%	42	104
Moses Moody	618	526	85.1%	96	241
Pat Spencer	87	55	63.2%	48	113
Quinten Post	319	301	94.4%	56	143
Reece Beekman	2	2	100.0%	1	2
Stephen Curry	1439	899	62.5%	421	975
Trayce Jackson-Davis	348	278	79.9%	104	269
Yuri Collins	2	0	0.0%	4	9

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ゴールデンステイト・ウォリアーズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Brandin Podziemski	Buddy Hield	Draymond Green	Jimmy Butler III	Moses Moody	Stephen Curry
Brandin Podziemski	0	22	26	22	25	20
Buddy Hield	10	0	9	3	8	19
Draymond Green	24	33	0	43	23	125
Jimmy Butler III	26	17	27	0	27	32
Moses Moody	15	8	10	5	0	13
Stephen Curry	29	41	52	15	35	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ゴールデンステイト・ウォリアーズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ゴールデンステイト・ウォリアーズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

⇐ 2023-24 |🏀|

※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2024 – 2025 Regular Season>

　ここではゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ゴールデンステイト・ウォリアーズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したゴールデンステイト・ウォリアーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたゴールデンステイト・ウォリアーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るゴールデンステイト・ウォリアーズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2023-24 |🏀|

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。