データで見るデトロイト・ピストンズの特徴と傾向【NBA2009-10 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2009 – 2010レギュラー・シーズンにおけるデトロイト・ピストンズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、デトロイト・ピストンズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【デトロイト・ピストンズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2009 – 2010 Regular Season>

　デトロイト・ピストンズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Rodney Stuckey	73	2498.6	1215	431	1030	41.8	18	79	22.8	299	359	83.3	67	214	348	163	101	12	205	-111
Jonas Jerebko	80	2232.2	741	254	488	52	36	115	31.3	125	176	71	194	284	58	82	79	29	230	-161
Ben Wallace	69	1975.4	381	158	290	54.5	0	2	0	65	160	40.6	245	352	105	64	86	84	131	-45
Charlie Villanueva	78	1847.6	931	264	545	48.4	99	282	35.1	106	130	81.5	85	280	53	74	48	55	223	-284
Ben Gordon	62	1729.6	855	216	465	46.5	75	234	32.1	198	230	86.1	26	93	166	118	49	6	147	-194
Will Bynum	63	1666.5	628	225	479	47	12	55	21.8	142	178	79.8	24	118	283	115	55	7	143	-297
Tayshaun Prince	49	1663.7	661	255	507	50.3	27	73	37	70	98	71.4	71	177	161	60	34	22	77	-145
Richard Hamilton	46	1552.4	831	252	579	43.5	41	138	29.7	204	241	84.6	30	92	202	115	30	3	115	-137
Jason Maxiell	76	1549.7	513	212	414	51.2	0	1	0	89	155	57.4	161	240	39	68	36	38	175	-195
Austin Daye	69	914.9	349	108	200	54	29	95	30.5	46	56	82.1	34	140	34	48	25	26	114	-115
Kwame Brown	48	659.6	157	62	123	50.4	0	1	0	33	98	33.7	53	124	22	43	15	12	93	-105
Chucky Atkins	40	643.8	161	35	84	41.7	22	73	30.1	25	27	92.6	5	24	91	32	17	0	53	-54
Chris Wilcox	34	440.9	152	63	120	52.5	0	0	0	26	52	50	44	73	13	38	13	12	64	-145
DaJuan Summers	44	405.1	134	31	88	35.2	15	42	35.7	27	38	71.1	14	31	16	16	8	7	52	-107

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【デトロイト・ピストンズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2009 – 2010 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【デトロイト・ピストンズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2009 – 2010 Regular Season>

　デトロイト・ピストンズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【デトロイト・ピストンズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2009 – 2010 Regular Season>

　デトロイト・ピストンズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

【デトロイト・ピストンズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2009 – 2010 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したデトロイト・ピストンズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたデトロイト・ピストンズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るデトロイト・ピストンズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るデトロイト・ピストンズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るデトロイト・ピストンズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【デトロイト・ピストンズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2009 – 2010 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るデトロイト・ピストンズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るデトロイト・ピストンズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るデトロイト・ピストンズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

【デトロイト・ピストンズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2009 – 2010 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　デトロイト・ピストンズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Austin Daye	303	207	68.3%	34	73
Ben Gordon	657	329	50.1%	166	375
Ben Wallace	316	188	59.5%	105	224
Charlie Villanueva	825	559	67.8%	53	116
Chris Wilcox	126	82	65.1%	13	27
Chucky Atkins	136	76	55.9%	91	196
DaJuan Summers	107	82	76.6%	16	37
Jason Maxiell	424	278	65.6%	39	90
Jonas Jerebko	616	436	70.8%	58	125
Kwame Brown	124	80	64.5%	22	48
Richard Hamilton	627	449	71.6%	202	436
Rodney Stuckey	916	306	33.4%	348	767
Tayshaun Prince	591	333	56.3%	161	361
Will Bynum	486	110	22.6%	283	640

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　デトロイト・ピストンズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Ben Gordon	Ben Wallace	Charlie Villanueva	Jason Maxiell	Jonas Jerebko	Richard Hamilton	Rodney Stuckey	Tayshaun Prince	Will Bynum
Ben Gordon	0	8	52	15	11	9	20	13	11
Ben Wallace	6	0	10	2	15	17	31	15	2
Charlie Villanueva	3	3	0	2	8	4	7	5	3
Jason Maxiell	3	1	1	0	9	4	2	7	2
Jonas Jerebko	5	5	7	8	0	9	9	5	2
Richard Hamilton	7	27	18	28	40	0	17	34	6
Rodney Stuckey	33	24	49	33	48	65	0	47	9
Tayshaun Prince	21	6	20	8	24	43	22	0	7
Will Bynum	48	10	44	28	25	42	20	22	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　デトロイト・ピストンズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　デトロイト・ピストンズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【デトロイト・ピストンズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2009 – 2010 Regular Season>

　ここではデトロイト・ピストンズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、デトロイト・ピストンズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したデトロイト・ピストンズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたデトロイト・ピストンズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るデトロイト・ピストンズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2008-09 |🏀| 2010-11 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。