データで見るロサンゼルス・レイカーズの特徴と傾向【NBA2023-24 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2023 – 2024レギュラー・シーズンにおけるロサンゼルス・レイカーズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ロサンゼルス・レイカーズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ロサンゼルス・レイカーズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2023 – 2024 Regular Season>

　ロサンゼルス・レイカーズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Anthony Davis	76	2700.2	1876	684	1176	58.2	29	107	27.1	421	516	81.6	239	722	266	159	91	178	177	151
Austin Reaves	82	2628.9	1300	303	520	58.3	154	420	36.7	232	272	85.3	57	295	450	174	66	25	153	-41
LeBron James	71	2503.7	1822	536	906	59.2	149	363	41	303	404	75	61	457	589	245	89	38	78	220
D’Angelo Russell	76	2484.1	1369	266	535	49.7	226	545	41.5	159	192	82.8	28	208	481	156	69	36	156	182
Spencer Dinwiddie	76	2152.4	795	127	272	46.7	124	368	33.7	169	210	80.5	30	175	356	91	51	22	138	67
Taurean Prince	78	2107.6	697	112	216	51.9	141	356	39.6	50	68	73.5	21	209	119	73	58	35	146	-118
Rui Hachimura	68	1825.5	923	265	444	59.7	98	232	42.2	99	134	73.9	58	236	81	46	41	25	101	123
Cam Reddish	48	984.1	260	54	124	43.5	37	110	33.6	41	54	75.9	27	72	48	31	47	14	64	-50
Max Christie	67	944.3	284	61	123	49.6	42	118	35.6	36	46	78.3	15	127	60	35	20	17	57	-17
Jaxson Hayes	70	877.1	303	126	167	75.4	0	8	0	51	82	62.2	69	142	33	43	34	29	123	-107
Christian Wood	50	871.9	347	88	150	58.7	35	114	30.7	66	94	70.2	39	215	49	50	16	33	72	3
Jarred Vanderbilt	29	581.2	150	51	87	58.6	8	27	29.6	24	36	66.7	41	97	36	28	36	5	43	43
Skylar Mays	38	433.3	155	47	105	44.8	16	54	29.6	13	17	76.5	10	33	85	20	21	4	26	-103
Gabe Vincent	11	217.6	34	12	21	57.1	3	28	10.7	1	2	50	4	5	21	5	9	0	19	31
Jalen Hood-Schifino	21	109	34	8	30	26.7	2	15	13.3	12	20	60	2	11	8	9	3	2	13	-54
Maxwell Lewis	34	102.8	11	3	12	25	1	9	11.1	2	3	66.7	2	2	6	10	2	1	5	-73
Harry Giles III	23	99.9	56	20	36	55.6	3	14	21.4	7	13	53.8	12	18	6	6	2	3	15	-41
Colin Castleton	16	59.1	24	9	16	56.2	0	0	0	6	6	100	6	6	3	3	2	0	11	-44
D’Moi Hodge	7	41.2	14	2	3	66.7	3	12	25	1	2	50	0	0	5	1	1	1	4	-35

※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ロサンゼルス・レイカーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2023 – 2024 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ロサンゼルス・レイカーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2023 – 2024 Regular Season>

　ロサンゼルス・レイカーズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ロサンゼルス・レイカーズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2023 – 2024 Regular Season>

　ロサンゼルス・レイカーズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

【ロサンゼルス・レイカーズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2023 – 2024 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したロサンゼルス・レイカーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたロサンゼルス・レイカーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るロサンゼルス・レイカーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るロサンゼルス・レイカーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るロサンゼルス・レイカーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ロサンゼルス・レイカーズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2023 – 2024 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るロサンゼルス・レイカーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るロサンゼルス・レイカーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るロサンゼルス・レイカーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

【ロサンゼルス・レイカーズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2023 – 2024 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ロサンゼルス・レイカーズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Alex Fudge	2	0	0.0%	NA	NA
Anthony Davis	1487	1022	68.7%	271	636
Austin Reaves	1086	568	52.3%	453	1068
Cam Reddish	228	198	86.8%	49	113
Christian Wood	281	236	84.0%	49	110
Colin Castleton	18	12	66.7%	3	6
D’Angelo Russell	1222	704	57.6%	489	1125
D’Moi Hodge	13	13	100.0%	5	10
Dylan Windler	12	12	100.0%	6	14
Gabe Vincent	33	18	54.5%	21	48
Harry Giles III	2	2	100.0%	NA	NA
Jalen Hood-Schifino	22	16	72.7%	8	19
Jarred Vanderbilt	126	96	76.2%	37	88
Jaxson Hayes	252	214	84.9%	34	81
LeBron James	1539	780	50.7%	593	1372
Max Christie	248	201	81.0%	61	154
Maxwell Lewis	9	5	55.6%	6	12
Rui Hachimura	824	713	86.5%	81	209
Skylar Mays	22	18	81.8%	10	24
Spencer Dinwiddie	147	105	71.4%	68	159
Taurean Prince	652	596	91.4%	121	281

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ロサンゼルス・レイカーズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Anthony Davis	Austin Reaves	D’Angelo Russell	LeBron James	Rui Hachimura	Spencer Dinwiddie	Taurean Prince
Anthony Davis	0	39	50	69	39	3	34
Austin Reaves	96	0	47	109	76	5	45
D’Angelo Russell	118	56	0	84	67	8	58
LeBron James	176	75	96	0	74	10	67
Rui Hachimura	10	22	12	14	0	4	2
Spencer Dinwiddie	15	6	5	8	18	0	7
Taurean Prince	39	13	14	17	10	3	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ロサンゼルス・レイカーズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ロサンゼルス・レイカーズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ロサンゼルス・レイカーズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2023 – 2024 Regular Season>

　ここではロサンゼルス・レイカーズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ロサンゼルス・レイカーズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したロサンゼルス・レイカーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたロサンゼルス・レイカーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離から見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るロサンゼルス・レイカーズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。