データで見るマイアミ・ヒートの特徴と傾向【NBA2021-22 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2021 – 2022レギュラー・シーズンにおけるマイアミ・ヒートの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、マイアミ・ヒートの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【マイアミ・ヒート】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2021 – 2022 Regular Season>

　マイアミ・ヒートの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Tyler Herro	66	2151	1367	326	683	47.7	175	439	39.9	190	219	86.8	32	297	263	174	44	8	95	240
Kyle Lowry	63	2133.2	844	132	245	53.9	144	382	37.7	148	174	85.1	33	249	474	168	67	17	177	250
Duncan Robinson	79	2042.8	863	58	102	56.9	232	624	37.2	51	61	83.6	24	179	129	60	42	14	201	106
P.J. Tucker	71	1980.8	539	127	235	54	80	193	41.5	45	61	73.8	100	287	149	66	58	15	161	230
Jimmy Butler	57	1930.8	1219	371	713	52	27	116	23.3	396	455	87	102	234	312	121	94	27	88	245
Bam Adebayo	56	1825.3	1068	406	723	56.2	0	6	0	256	340	75.3	137	427	190	148	80	44	171	300
Gabe Vincent	68	1588.9	591	95	190	50	119	323	36.8	44	54	81.5	22	104	210	98	62	12	158	99
Max Strus	68	1587.1	721	68	122	55.7	181	442	41	42	53	79.2	24	178	92	57	28	16	116	171
Caleb Martin	60	1372.2	551	144	255	56.5	64	155	41.3	71	93	76.3	70	160	64	52	58	30	104	157
Dewayne Dedmon	67	1065.2	422	145	243	59.7	19	47	40.4	75	100	75	105	281	47	70	24	42	174	48
Omer Yurtseven	56	706.2	299	129	236	54.7	1	11	9.1	38	61	62.3	85	209	49	41	17	20	84	63
Markieff Morris	17	298.3	129	41	75	54.7	13	39	33.3	8	9	88.9	17	28	23	20	6	1	33	19
KZ Okpala	21	244.1	77	21	43	48.8	9	26	34.6	8	11	72.7	11	30	14	5	4	7	25	6
Mychal Mulder	17	239.6	69	7	23	30.4	17	54	31.5	4	4	100	2	22	5	8	4	2	13	-55
Javonte Smart	17	199.9	51	11	33	33.3	8	27	29.6	5	6	83.3	5	19	16	11	6	3	12	-42
Kyle Guy	19	185.7	74	12	25	48	14	40	35	8	12	66.7	4	13	17	13	7	1	12	-48
Victor Oladipo	8	173.1	99	20	37	54.1	15	36	41.7	14	19	73.7	3	20	28	16	5	1	13	-5
Haywood Highsmith	19	163.3	43	7	18	38.9	9	28	32.1	2	5	40	10	16	6	3	2	3	13	-37
Marcus Garrett	12	128.2	13	4	17	23.5	1	4	25	2	5	40	9	14	7	2	5	3	16	17
Chris Silva	10	91.2	26	8	15	53.3	0	0	0	10	12	83.3	13	23	7	8	0	1	20	-29
Udonis Haslem	13	83.2	32	13	27	48.1	1	4	25	3	3	100	4	21	4	5	1	1	15	-15

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【マイアミ・ヒート】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2021 – 2022 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【マイアミ・ヒート】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2021 – 2022 Regular Season>

　マイアミ・ヒートの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【マイアミ・ヒート】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2021 – 2022 Regular Season>

　マイアミ・ヒートの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【マイアミ・ヒート】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2021 – 2022 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したマイアミ・ヒートのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたマイアミ・ヒートのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るマイアミ・ヒートのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るマイアミ・ヒートのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るマイアミ・ヒートのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【マイアミ・ヒート】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2021 – 2022 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るマイアミ・ヒートのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るマイアミ・ヒートのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るマイアミ・ヒートのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【マイアミ・ヒート】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2021 – 2022 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　マイアミ・ヒートの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Bam Adebayo	812	494	60.8%	190	480
Caleb Martin	480	348	72.5%	64	165
Chris Silva	16	12	75.0%	7	17
Dewayne Dedmon	347	260	74.9%	47	114
Duncan Robinson	812	765	94.2%	129	303
Gabe Vincent	547	361	66.0%	210	519
Haywood Highsmith	41	39	95.1%	6	15
Javonte Smart	20	11	55.0%	2	5
Jimmy Butler	823	343	41.7%	311	784
Kyle Guy	66	45	68.2%	17	41
Kyle Lowry	696	362	52.0%	474	1126
KZ Okpala	69	59	85.5%	14	35
Marcus Garrett	11	7	63.6%	7	17
Markieff Morris	121	81	66.9%	23	57
Max Strus	679	625	92.0%	92	223
Mychal Mulder	12	12	100.0%	2	6
Nik Stauskas	8	8	100.0%	1	3
Omer Yurtseven	261	205	78.5%	50	123
P.J. Tucker	494	445	90.1%	149	383
Tyler Herro	1177	590	50.1%	263	632
Udonis Haslem	29	23	79.3%	4	10
Victor Oladipo	85	31	36.5%	28	68

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　マイアミ・ヒートのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Bam Adebayo	Duncan Robinson	Gabe Vincent	Jimmy Butler	Kyle Lowry	Max Strus	P.J. Tucker	Tyler Herro
Bam Adebayo	0	53	13	29	19	15	20	26
Duncan Robinson	33	0	11	11	15	8	25	5
Gabe Vincent	25	20	0	8	17	39	12	24
Jimmy Butler	46	64	20	0	22	22	41	38
Kyle Lowry	66	54	25	53	0	47	46	49
Max Strus	9	1	11	6	7	0	11	12
P.J. Tucker	11	28	15	18	15	19	0	27
Tyler Herro	44	20	14	22	20	30	17	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　マイアミ・ヒートの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　マイアミ・ヒートの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【マイアミ・ヒート】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2021 – 2022 Regular Season>

　ここではマイアミ・ヒートと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、マイアミ・ヒートが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したマイアミ・ヒートの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたマイアミ・ヒートの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離から見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るマイアミ・ヒートの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。