データで見るダラス・マーベリックスの特徴と傾向【NBA2019-20 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2019 – 2020レギュラー・シーズン（※新型コロナウイルスの影響でレギュラー・シーズン中に一時中断あり）におけるダラス・マーベリックスの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ダラス・マーベリックスの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ダラス・マーベリックス】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2019 – 2020 Regular Season>

　ダラス・マーベリックスの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Dorian Finney-Smith	71	2119.5	678	129	219	58.9	114	303	37.6	78	108	72.2	145	260	114	69	45	39	178	276
Tim Hardaway Jr.	71	2091.4	1121	180	371	48.5	204	513	39.8	149	182	81.9	25	207	137	69	41	5	125	290
Luka Doncic	61	2047.2	1759	410	714	57.4	171	541	31.6	426	562	75.8	78	495	538	260	62	14	153	253
Maxi Kleber	74	1889.7	672	118	195	60.5	119	319	37.3	79	93	84.9	112	276	88	58	25	83	176	104
Kristaps Porzingis	57	1813.8	1164	256	529	48.4	142	403	35.2	226	283	79.9	100	440	102	92	41	115	185	268
Seth Curry	64	1575.7	793	139	253	54.9	145	321	45.2	80	97	82.5	27	118	124	62	38	9	113	161
Delon Wright	73	1569.7	504	143	284	50.4	47	127	37	77	100	77	70	210	244	73	85	22	93	37
Willie Cauley-Stein	54	1097.4	390	175	301	58.1	0	1	0	40	66	60.6	84	231	70	40	49	61	121	-128
Dwight Powell	40	1060.5	376	136	190	71.6	10	39	25.6	74	111	66.7	75	152	59	36	34	22	102	195
Justin Jackson	65	1044.6	360	87	178	48.9	48	163	29.4	42	50	84	27	127	52	14	15	10	69	5
Jalen Brunson	57	1022.1	466	138	268	51.5	43	120	35.8	61	75	81.3	22	112	188	66	22	4	74	172
Trey Burke	33	520	243	62	134	46.3	32	75	42.7	23	29	79.3	16	34	83	21	16	2	33	25
J.J. Barea	29	449.7	222	53	122	43.4	32	85	37.6	20	22	90.9	10	43	112	38	5	2	27	20
Boban Marjanovic	44	421.9	289	117	194	60.3	4	17	23.5	43	57	75.4	66	131	20	30	8	10	56	49
Courtney Lee	24	345.5	107	19	35	54.3	21	47	44.7	6	7	85.7	7	25	12	11	18	6	33	39
Michael Kidd-Gilchrist	25	280.7	60	17	46	37	5	20	25	11	14	78.6	14	53	14	16	2	6	37	11
Antonius Cleveland	11	45.7	11	4	11	36.4	0	3	0	3	5	60	2	5	1	2	1	3	8	-12
Josh Reaves	4	28.3	8	3	7	42.9	0	2	0	2	2	100	1	2	3	0	0	0	5	5

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ダラス・マーベリックス】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2019 – 2020 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ダラス・マーベリックス】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2019 – 2020 Regular Season>

　ダラス・マーベリックスの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が450MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ダラス・マーベリックス】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2019 – 2020 Regular Season>

　ダラス・マーベリックスの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【ダラス・マーベリックス】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2019 – 2020 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したダラス・マーベリックスのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたダラス・マーベリックスのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るダラス・マーベリックスのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るダラス・マーベリックスのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るダラス・マーベリックスのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ダラス・マーベリックス】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2019 – 2020 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るダラス・マーベリックスのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るダラス・マーベリックスのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るダラス・マーベリックスのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【ダラス・マーベリックス】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2019 – 2020 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ダラス・マーベリックスの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Antonius Cleveland	8	2	25.0%	1	2
Boban Marjanovic	246	134	54.5%	20	44
Courtney Lee	101	70	69.3%	12	32
Delon Wright	427	202	47.3%	244	636
Dorian Finney-Smith	600	494	82.3%	114	282
Dwight Powell	302	250	82.8%	59	144
J.J. Barea	202	49	24.3%	112	264
Jalen Brunson	405	171	42.2%	188	477
Josh Reaves	6	6	100.0%	3	7
Justin Jackson	318	277	87.1%	52	130
Kristaps Porzingis	938	786	83.8%	102	256
Luka Doncic	1333	263	19.7%	538	1320
Maxi Kleber	593	553	93.3%	88	215
Michael Kidd-Gilchrist	8	8	100.0%	4	11
Ryan Broekhoff	64	59	92.2%	11	28
Seth Curry	713	466	65.4%	124	306
Tim Hardaway Jr.	972	699	71.9%	137	335
Trey Burke	86	42	48.8%	30	74
Willie Cauley-Stein	62	56	90.3%	10	24

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ダラス・マーベリックスのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Delon Wright	Dorian Finney-Smith	Kristaps Porzingis	Luka Doncic	Maxi Kleber	Seth Curry	Tim Hardaway Jr.
Delon Wright	0	22	34	6	34	33	37
Dorian Finney-Smith	8	0	32	13	11	8	22
Kristaps Porzingis	9	12	0	20	5	13	23
Luka Doncic	22	84	110	0	75	43	84
Maxi Kleber	9	8	12	12	0	13	12
Seth Curry	10	11	30	11	16	0	13
Tim Hardaway Jr.	5	17	29	24	12	10	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1350MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ダラス・マーベリックスの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1350MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ダラス・マーベリックスの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1350MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ダラス・マーベリックス】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2019 – 2020 Regular Season>

　ここではダラス・マーベリックスと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ダラス・マーベリックスが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したダラス・マーベリックスの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたダラス・マーベリックスの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るダラス・マーベリックスの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。