データで見るニューオーリンズ・ペリカンズの特徴と傾向【NBA2016-17 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2016 – 2017レギュラー・シーズンにおけるニューオーリンズ・ペリカンズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ニューオーリンズ・ペリカンズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ニューオーリンズ・ペリカンズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　ニューオーリンズ・ペリカンズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Anthony Davis	75	2707.7	2099	730	1392	52.4	40	134	29.9	519	647	80.2	172	712	157	181	94	167	168	51
DeMarcus Cousins	72	2465.4	1942	516	1069	48.3	131	363	36.1	517	670	77.2	152	642	332	269	100	93	278	-25
Solomon Hill	80	2374.3	563	89	208	42.8	94	270	34.8	103	128	80.5	51	256	141	82	72	32	182	5
Jrue Holiday	67	2189.9	1029	305	612	49.8	100	281	35.6	119	168	70.8	46	218	488	194	100	44	133	38
E’Twaun Moore	73	1819.7	700	206	411	50.1	77	208	37	57	74	77	33	119	164	62	50	32	131	-111
Dante Cunningham	66	1648.6	435	103	178	57.9	71	181	39.2	16	27	59.3	56	221	37	28	39	28	100	-52
Tim Frazier	65	1524.7	464	123	276	44.6	40	128	31.3	98	129	76	34	139	335	101	56	6	133	-86
Hollis Thompson	40	752.2	205	45	105	42.9	32	95	33.7	19	29	65.5	19	93	35	11	20	6	69	-71
Alexis Ajinca	39	584.3	207	89	174	51.1	0	4	0	29	40	72.5	46	131	12	31	20	22	77	-60
Omer Asik	31	482.1	85	31	65	47.7	0	0	0	23	39	59	48	115	15	14	5	10	51	-60
Donatas Motiejunas	34	478.7	150	46	91	50.5	11	47	23.4	25	49	51	26	75	32	31	18	11	55	-120
Jordan Crawford	19	442.3	267	68	123	55.3	37	95	38.9	20	26	76.9	4	30	57	25	11	2	30	16
Cheick Diallo	17	198.7	87	36	76	47.4	0	0	0	15	21	71.4	23	50	4	7	4	7	17	-53
Quinn Cook	14	187.5	79	22	40	55	11	26	42.3	2	5	40	1	6	26	13	4	0	13	-41
Reggie Williams	6	79.5	27	3	12	25	5	11	45.5	6	7	85.7	2	4	4	0	3	0	2	-24
Axel Toupane	4	47.5	11	4	5	80	1	4	25	0	0	0	0	1	0	0	1	1	6	-11
Jarrett Jack	2	33.1	6	2	2	100	0	1	0	2	2	100	0	0	5	3	2	0	4	-6

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ニューオーリンズ・ペリカンズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ニューオーリンズ・ペリカンズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　ニューオーリンズ・ペリカンズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ニューオーリンズ・ペリカンズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　ニューオーリンズ・ペリカンズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【ニューオーリンズ・ペリカンズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したニューオーリンズ・ペリカンズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたニューオーリンズ・ペリカンズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るニューオーリンズ・ペリカンズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るニューオーリンズ・ペリカンズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るニューオーリンズ・ペリカンズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ニューオーリンズ・ペリカンズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るニューオーリンズ・ペリカンズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るニューオーリンズ・ペリカンズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るニューオーリンズ・ペリカンズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【ニューオーリンズ・ペリカンズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2016 – 2017 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ニューオーリンズ・ペリカンズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Alexis Ajinca	178	146	82.0%	12	27
Anthony Brown	34	22	64.7%	6	13
Anthony Davis	1580	1060	67.1%	157	378
Archie Goodwin	5	3	60.0%	1	3
Axel Toupane	11	9	81.8%	NA	NA
Buddy Hield	459	313	68.2%	77	181
Cheick Diallo	72	48	66.7%	4	10
Dante Cunningham	419	373	89.0%	37	90
DeMarcus Cousins	320	163	50.9%	66	156
Donatas Motiejunas	125	101	80.8%	32	74
E’Twaun Moore	643	378	58.8%	164	378
Hollis Thompson	28	21	75.0%	9	21
Jarrett Jack	4	2	50.0%	5	12
Jordan Crawford	247	123	49.8%	57	128
Jrue Holiday	910	284	31.2%	488	1147
Lance Stephenson	53	27	50.9%	29	69
Langston Galloway	431	331	76.8%	65	154
Omer Asik	62	44	71.0%	15	38
Omri Casspi	12	10	83.3%	NA	NA
Quinn Cook	50	23	46.0%	14	30
Reggie Williams	21	14	66.7%	4	9
Solomon Hill	460	344	74.8%	141	325
Terrence Jones	481	329	68.4%	59	141
Tim Frazier	366	141	38.5%	335	768
Tyreke Evans	203	56	27.6%	91	225
Wayne Selden	14	14	100.0%	1	2

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ニューオーリンズ・ペリカンズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Anthony Davis	Dante Cunningham	DeMarcus Cousins	E’Twaun Moore	Jrue Holiday	Solomon Hill	Tim Frazier
Anthony Davis	0	23	4	21	31	15	13
Dante Cunningham	5	0	1	4	4	4	2
DeMarcus Cousins	18	7	0	6	8	9	3
E’Twaun Moore	60	13	7	0	9	8	10
Jrue Holiday	185	39	33	27	0	39	8
Solomon Hill	40	3	3	7	13	0	8
Tim Frazier	105	28	8	46	20	18	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ニューオーリンズ・ペリカンズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ニューオーリンズ・ペリカンズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ニューオーリンズ・ペリカンズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　ここではニューオーリンズ・ペリカンズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ニューオーリンズ・ペリカンズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したニューオーリンズ・ペリカンズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたニューオーリンズ・ペリカンズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るニューオーリンズ・ペリカンズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。