データで見るクリーブランド・キャバリアーズの特徴と傾向【NBA2016-17 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2016 – 2017レギュラー・シーズンにおけるクリーブランド・キャバリアーズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、クリーブランド・キャバリアーズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【クリーブランド・キャバリアーズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
LeBron James	74	2794.6	1954	612	1002	61.1	124	342	36.3	358	531	67.4	97	542	646	303	92	44	134	483
Kyrie Irving	72	2524.6	1816	494	979	50.5	177	441	40.1	297	328	90.5	52	178	418	180	83	24	157	334
Tristan Thompson	78	2336.4	630	262	434	60.4	0	3	0	106	213	49.8	286	429	77	64	39	84	176	133
Iman Shumpert	76	1937.2	567	107	228	46.9	94	261	36	71	90	78.9	39	179	109	78	62	27	150	43
Kevin Love	60	1884.6	1142	225	478	47.1	145	389	37.3	257	295	87.1	148	518	116	122	53	21	125	337
Kyle Korver	67	1753.1	678	77	156	49.4	162	359	45.1	38	42	90.5	7	179	110	69	34	21	107	-169
Deron Williams	64	1657.3	701	178	366	48.6	85	234	36.3	90	109	82.6	14	133	360	138	31	8	138	-93
Richard Jefferson	79	1613.6	448	91	157	58	62	186	33.3	80	108	74.1	28	175	78	52	26	10	153	130
Channing Frye	74	1397.8	676	101	185	54.6	137	335	40.9	63	74	85.1	37	253	45	53	33	37	138	59
JR Smith	41	1187.2	351	28	85	32.9	95	271	35.1	10	15	66.7	17	96	62	26	40	11	77	72
Derrick Williams	50	804.3	304	78	147	53.1	30	97	30.9	58	89	65.2	19	111	28	28	14	7	60	-59
Andrew Bogut	27	583.2	79	38	80	47.5	0	1	0	3	11	27.3	56	162	49	43	13	25	86	-34
Kay Felder	42	385.8	166	55	136	40.4	7	22	31.8	35	49	71.4	3	38	58	30	18	7	38	-53
Jordan McRae	37	383.5	161	40	99	40.4	18	51	35.3	27	34	79.4	6	35	19	14	8	6	31	-60
James Jones	48	380.6	132	13	26	50	31	66	47	13	20	65	3	34	14	10	6	10	37	-100
Chris Andersen	12	113.8	28	9	19	47.4	0	3	0	10	14	71.4	9	22	5	5	5	7	20	8
Edy Tavares	2	27.6	8	4	5	80	0	0	0	0	3	0	4	7	1	2	0	6	3	10
Larry Sanders	5	12.7	4	1	4	25	0	0	0	2	2	100	3	1	0	2	1	1	5	-1
Dahntay Jones	1	12	9	3	6	50	0	2	0	3	4	75	1	1	1	1	0	0	1	2

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

⇐ 2015-16 |🏀| 2017-18 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　クリーブランド・キャバリアーズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【クリーブランド・キャバリアーズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したクリーブランド・キャバリアーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたクリーブランド・キャバリアーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るクリーブランド・キャバリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るクリーブランド・キャバリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るクリーブランド・キャバリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2015-16 |🏀| 2017-18 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るクリーブランド・キャバリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るクリーブランド・キャバリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るクリーブランド・キャバリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【クリーブランド・キャバリアーズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2016 – 2017 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Channing Frye	613	579	94.5%	45	112
Chris Andersen	18	10	55.6%	5	14
Dahntay Jones	6	6	100.0%	1	3
DeAndre Liggins	121	80	66.1%	54	134
Deron Williams	158	63	39.9%	86	208
Derrick Williams	129	113	87.6%	14	36
Edy Tavares	6	4	66.7%	1	3
Iman Shumpert	496	323	65.1%	109	265
James Jones	119	103	86.6%	14	35
Jordan McRae	134	81	60.4%	19	48
JR Smith	341	291	85.3%	62	148
Kay Felder	131	37	28.2%	58	150
Kevin Love	885	677	76.5%	116	272
Kyle Korver	359	346	96.4%	35	87
Kyrie Irving	1519	502	33.0%	418	1013
Larry Sanders	2	0	0.0%	NA	NA
LeBron James	1596	617	38.7%	646	1641
Mike Dunleavy	92	78	84.8%	20	51
Richard Jefferson	368	319	86.7%	78	188
Tristan Thompson	524	372	71.0%	77	193

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　クリーブランド・キャバリアーズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Deron Williams	Iman Shumpert	Kevin Love	Kyle Korver	Kyrie Irving	LeBron James	Richard Jefferson	Tristan Thompson
Deron Williams	0	4	2	12	5	29	1	7
Iman Shumpert	2	0	22	1	18	13	13	7
Kevin Love	0	4	0	5	28	54	3	5
Kyle Korver	2	1	2	0	3	6	4	4
Kyrie Irving	1	21	76	22	0	99	25	87
LeBron James	8	56	125	55	82	0	56	57
Richard Jefferson	4	7	7	8	14	17	0	2
Tristan Thompson	2	6	10	2	30	13	2	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2016 – 2017 Regular Season>

　ここではクリーブランド・キャバリアーズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、クリーブランド・キャバリアーズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したクリーブランド・キャバリアーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたクリーブランド・キャバリアーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離から見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るクリーブランド・キャバリアーズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。