データで見るニュージャージー・ネッツの特徴と傾向【NBA2011-12 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2011 – 2012レギュラー・シーズン（※ロックアウトのため試合数が82試合→66試合に減少）におけるニュージャージー・ネッツの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ニュージャージー・ネッツの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ニュージャージー・ネッツ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2011 – 2012 Regular Season>

　ニュージャージー・ネッツの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Kris Humphries	62	2161.8	855	323	671	48.1	0	0	0	209	278	75.2	233	448	90	119	50	74	173	-177
Gerald Wallace	58	2075.5	800	241	482	50	46	150	30.7	180	225	80	87	299	164	111	85	36	145	96
Deron Williams	55	1998.8	1154	276	619	44.6	115	342	33.6	257	305	84.3	23	160	481	219	67	20	121	-179
MarShon Brooks	56	1648.3	708	227	490	46.3	47	150	31.3	113	148	76.4	70	130	131	118	52	15	116	-313
Anthony Morrow	62	1636.3	747	166	372	44.6	106	286	37.1	97	104	93.3	31	96	61	70	46	9	86	-92
Shelden Williams	58	1276.3	268	96	201	47.8	0	0	0	76	104	73.1	141	209	35	66	47	39	149	-236
DeShawn Stevenson	51	960.4	148	8	27	29.6	41	145	28.3	9	16	56.3	7	94	41	19	19	4	59	-164
Johan Petro	59	920	250	108	259	41.7	1	1	100	31	37	83.8	68	156	45	38	21	23	122	-148
Jordan Farmar	39	830.6	406	92	190	48.4	55	125	44	57	63	90.5	7	54	129	68	24	2	49	-126
Sundiata Gaines	57	793	291	74	189	39.2	28	82	34.1	59	96	61.5	27	81	126	52	55	2	58	-124
Gerald Green	31	781.4	400	111	210	52.9	43	110	39.1	49	65	75.4	15	93	34	55	28	17	80	0
Jordan Williams	43	634.8	197	77	152	50.7	0	0	0	43	66	65.2	66	90	11	23	21	15	61	18
Shawne Williams	25	514.2	113	21	60	35	21	87	24.1	8	11	72.7	20	48	16	13	10	11	44	-70
Mehmet Okur	17	453.7	130	29	67	43.3	23	72	31.9	3	5	60	22	59	30	25	9	5	45	-126
Damion James	7	170.5	34	13	34	38.2	0	1	0	8	12	66.7	7	26	3	12	7	7	17	-28
Brook Lopez	5	136	96	38	77	49.4	0	0	0	20	32	62.5	8	10	6	6	1	4	8	-27
Armon Johnson	9	124.3	47	19	40	47.5	1	3	33.3	6	6	100	1	12	11	6	5	0	9	-17
Keith Bogans	5	93.7	21	5	9	55.6	3	12	25	2	5	40	5	6	3	3	2	0	15	-48
Larry Owens	7	75.2	13	2	6	33.3	2	5	40	3	4	75	2	11	4	2	0	1	10	-37
Jerry Smith	5	45.9	7	2	8	25	1	6	16.7	0	0	0	2	5	4	0	5	0	5	-12
Andre Emmett	6	44.9	13	4	6	66.7	0	1	0	5	8	62.5	2	4	1	2	2	1	2	-7
Dennis Horner	8	22.1	5	1	3	33.3	0	1	0	3	4	75	2	3	0	1	0	0	1	-16

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ニュージャージー・ネッツ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2011 – 2012 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ニュージャージー・ネッツ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2011 – 2012 Regular Season>

　ニュージャージー・ネッツの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が400MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ニュージャージー・ネッツ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2011 – 2012 Regular Season>

　ニュージャージー・ネッツの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【ニュージャージー・ネッツ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2011 – 2012 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したニュージャージー・ネッツのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたニュージャージー・ネッツのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るニュージャージー・ネッツのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るニュージャージー・ネッツのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るニュージャージー・ネッツのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ニュージャージー・ネッツ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2011 – 2012 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るニュージャージー・ネッツのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るニュージャージー・ネッツのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るニュージャージー・ネッツのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【ニュージャージー・ネッツ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2011 – 2012 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ニュージャージー・ネッツの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Andre Emmett	8	4	50.0%	1	2
Anthony Morrow	650	521	80.2%	61	141
Armon Johnson	39	10	25.6%	11	26
Brook Lopez	76	42	55.3%	6	15
Damion James	26	20	76.9%	3	8
Dennis Horner	2	2	100.0%	NA	NA
Deron Williams	897	358	39.9%	481	1114
DeShawn Stevenson	139	115	82.7%	41	105
Gerald Green	351	249	70.9%	34	77
Gerald Wallace	188	116	61.7%	49	112
Jerry Smith	7	0	0.0%	4	10
Johan Petro	219	179	81.7%	45	99
Jordan Farmar	349	206	59.0%	129	290
Jordan Williams	154	110	71.4%	11	27
Keith Bogans	19	15	78.9%	3	6
Kris Humphries	646	442	68.4%	90	207
Larry Owens	10	10	100.0%	4	10
MarShon Brooks	595	223	37.5%	131	296
Mehmet Okur	127	100	78.7%	30	68
Shawne Williams	105	90	85.7%	16	42
Shelden Williams	192	134	69.8%	35	85
Sundiata Gaines	232	76	32.8%	126	282

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ニュージャージー・ネッツのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Anthony Morrow	Deron Williams	Gerald Wallace	Kris Humphries	MarShon Brooks	Shelden Williams
Anthony Morrow	0	7	2	11	2	6
Deron Williams	90	0	22	108	47	25
Gerald Wallace	6	13	0	7	4	1
Kris Humphries	8	26	8	0	3	2
MarShon Brooks	14	27	9	32	0	9
Shelden Williams	2	17	0	4	4	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1200MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ニュージャージー・ネッツの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1200MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ニュージャージー・ネッツの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1200MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ニュージャージー・ネッツ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2011 – 2012 Regular Season>

　ここではニュージャージー・ネッツと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ニュージャージー・ネッツが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したニュージャージー・ネッツの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたニュージャージー・ネッツの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るニュージャージー・ネッツの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。