データで見るクリーブランド・キャバリアーズの特徴と傾向【NBA2007-08 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2007 – 2008レギュラー・シーズンにおけるクリーブランド・キャバリアーズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、クリーブランド・キャバリアーズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【クリーブランド・キャバリアーズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2007 – 2008 Regular Season>

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
LeBron James	75	3026.8	2250	681	1283	53.1	113	359	31.5	549	771	71.2	133	459	539	255	138	81	165	138
Zydrunas Ilgauskas	73	2221.8	1029	417	878	47.5	0	1	0	195	243	80.2	263	419	104	135	34	120	247	57
Ben Wallace	72	2205	348	138	348	39.7	0	4	0	72	169	42.6	234	370	105	67	88	117	121	-130
Daniel Gibson	58	1765.5	605	83	197	42.1	118	268	44	85	105	81	30	104	145	76	47	14	163	95
Devin Brown	78	1762.4	586	172	385	44.7	45	146	30.8	107	142	75.4	65	198	175	99	52	7	144	-43
Wally Szczerbiak	75	1736.5	861	221	504	43.8	90	218	41.3	149	175	85.1	34	183	104	76	23	12	103	-2
Joe Smith	77	1725.8	778	312	650	48	0	3	0	154	204	75.5	163	238	66	71	34	47	186	-21
Delonte West	61	1533.6	507	148	340	43.5	48	135	35.6	67	91	73.6	31	162	229	117	59	29	103	-84
Damon Jones	67	1336.1	437	36	87	41.4	115	276	41.7	20	28	71.4	5	67	126	36	19	1	66	62
Anderson Varejao	48	1319.4	321	136	293	46.4	0	2	0	49	82	59.8	134	265	53	59	37	26	134	75
Sasha Pavlovic	51	1188.2	379	112	289	38.8	34	114	29.8	53	77	68.8	35	93	82	55	29	6	117	-58
Dwayne Jones	56	472.5	78	25	46	54.3	0	1	0	28	58	48.3	69	71	10	17	10	25	88	-46
Eric Snow	22	305.4	22	6	36	16.7	0	2	0	10	22	45.5	4	16	42	10	10	4	30	-72
Billy Thomas	11	41.9	14	0	1	0	4	16	25	2	2	100	0	2	0	4	1	0	4	-3
Kaniel Dickens	5	11.8	2	1	3	33.3	0	0	0	0	0	0	0	1	1	0	0	1	1	-1
Lance Allred	3	10.1	3	1	4	25	0	0	0	1	2	50	0	1	0	0	0	0	1	-13

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2007 – 2008 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2007 – 2008 Regular Season>

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2007 – 2008 Regular Season>

　クリーブランド・キャバリアーズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

【クリーブランド・キャバリアーズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2007 – 2008 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したクリーブランド・キャバリアーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたクリーブランド・キャバリアーズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るクリーブランド・キャバリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るクリーブランド・キャバリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るクリーブランド・キャバリアーズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2007 – 2008 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るクリーブランド・キャバリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るクリーブランド・キャバリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るクリーブランド・キャバリアーズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

【クリーブランド・キャバリアーズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2007 – 2008 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Anderson Varejao	272	174	64.0%	53	115
Ben Wallace	74	52	70.3%	13	34
Billy Thomas	12	12	100.0%	NA	NA
Cedric Simmons	4	4	100.0%	NA	NA
Damon Jones	417	367	88.0%	126	291
Daniel Gibson	520	385	74.0%	145	332
Delonte West	227	124	54.6%	116	246
Demetris Nichols	2	2	100.0%	NA	NA
Devin Brown	479	304	63.5%	175	392
Donyell Marshall	34	30	88.2%	5	11
Drew Gooden	464	296	63.8%	50	111
Dwayne Jones	50	12	24.0%	10	24
Eric Snow	12	10	83.3%	42	95
Ira Newble	157	102	65.0%	14	30
Joe Smith	174	138	79.3%	19	45
Kaniel Dickens	2	2	100.0%	1	2
Lance Allred	2	2	100.0%	NA	NA
Larry Hughes	403	254	63.0%	94	204
LeBron James	1701	589	34.6%	539	1259
Sasha Pavlovic	326	207	63.5%	82	184
Shannon Brown	91	46	50.5%	17	41
Wally Szczerbiak	169	139	82.2%	35	79
Zydrunas Ilgauskas	834	482	57.8%	104	238

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　クリーブランド・キャバリアーズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Ben Wallace	Daniel Gibson	Delonte West	Devin Brown	Joe Smith	LeBron James	Wally Szczerbiak	Zydrunas Ilgauskas
Ben Wallace	0	0	2	2	0	4	1	2
Daniel Gibson	0	0	1	18	4	24	5	20
Delonte West	11	2	0	14	9	35	10	15
Devin Brown	3	12	9	0	11	40	8	26
Joe Smith	1	0	0	3	0	6	5	0
LeBron James	8	71	21	36	22	0	12	121
Wally Szczerbiak	1	0	2	5	8	8	0	3
Zydrunas Ilgauskas	1	9	4	5	0	32	1	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　クリーブランド・キャバリアーズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【クリーブランド・キャバリアーズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2007 – 2008 Regular Season>

　ここではクリーブランド・キャバリアーズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、クリーブランド・キャバリアーズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したクリーブランド・キャバリアーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたクリーブランド・キャバリアーズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離から見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るクリーブランド・キャバリアーズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2006-07 |🏀| 2008-09 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。