データで見るシアトル・スーパーソニックスの特徴と傾向【NBA2003-04 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2003 – 2004レギュラー・シーズンにおけるシアトル・スーパーソニックスの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、シアトル・スーパーソニックスの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【シアトル・スーパーソニックス】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2003 – 2004 Regular Season>

　シアトル・スーパーソニックスの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Rashard Lewis	80	2933.6	1421	390	843	46.3	145	386	37.6	206	270	76.3	133	385	175	135	99	54	233	-4
Vladimir Radmanovic	77	2322.5	925	205	435	47.1	140	377	37.1	95	127	74.8	104	302	142	109	80	42	187	12
Ray Allen	56	2156.7	1287	299	639	46.8	148	378	39.2	245	271	90.4	69	217	268	156	71	11	132	89
Flip Murray	82	2025.1	1013	322	686	46.9	67	229	29.3	168	235	71.5	45	159	205	149	81	28	158	-143
Brent Barry	59	1802.5	635	101	175	57.7	114	252	45.2	91	110	82.7	21	183	342	139	85	16	121	41
Antonio Daniels	71	1515.8	571	145	282	51.4	42	116	36.2	155	184	84.2	23	119	298	61	45	6	64	43
Vitaly Potapenko	65	1422.4	459	200	409	48.9	0	0	0	59	92	64.1	101	188	53	77	22	28	161	-85
Reggie Evans	75	1286.1	217	67	162	41.4	0	3	0	83	148	56.1	156	252	33	65	54	10	176	-103
Calvin Booth	71	1197.7	345	135	288	46.9	0	2	0	75	94	79.8	86	194	28	45	17	101	150	-65
Luke Ridnour	69	1112.7	382	118	270	43.7	27	80	33.8	65	79	82.3	35	73	163	80	52	7	105	-153
Jerome James	65	992.2	324	129	259	49.8	0	0	0	66	100	66	78	152	32	82	20	60	180	48
Ansu Sesay	57	575.3	200	75	157	47.8	6	21	28.6	32	46	69.6	43	49	19	23	19	20	66	-18
Richie Frahm	54	458.7	183	29	47	61.7	34	92	37	23	26	88.5	12	44	24	7	16	4	50	77
Leon Smith	1	3.5	2	1	2	50	0	0	0	0	0	0	1	1	0	0	0	0	1	1

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【シアトル・スーパーソニックス】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2003 – 2004 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【シアトル・スーパーソニックス】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2003 – 2004 Regular Season>

　シアトル・スーパーソニックスの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【シアトル・スーパーソニックス】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2003 – 2004 Regular Season>

　シアトル・スーパーソニックスの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【シアトル・スーパーソニックス】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2003 – 2004 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したシアトル・スーパーソニックスのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシアトル・スーパーソニックスのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るシアトル・スーパーソニックスのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るシアトル・スーパーソニックスのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るシアトル・スーパーソニックスのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【シアトル・スーパーソニックス】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2003 – 2004 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るシアトル・スーパーソニックスのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るシアトル・スーパーソニックスのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るシアトル・スーパーソニックスのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【シアトル・スーパーソニックス】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2003 – 2004 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　シアトル・スーパーソニックスの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Ansu Sesay	168	112	66.7%	19	47
Antonio Daniels	416	200	48.1%	298	715
Brent Barry	544	387	71.1%	342	777
Calvin Booth	270	202	74.8%	28	69
Flip Murray	845	401	47.5%	205	472
Jerome James	258	146	56.6%	32	85
Leon Smith	2	0	0.0%	NA	NA
Luke Ridnour	317	152	47.9%	163	382
Rashard Lewis	1215	855	70.4%	175	434
Ray Allen	1042	576	55.3%	268	623
Reggie Evans	134	76	56.7%	33	75
Richie Frahm	160	149	93.1%	24	57
Vitaly Potapenko	400	332	83.0%	53	125
Vladimir Radmanovic	830	609	73.4%	142	336

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　シアトル・スーパーソニックスのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Antonio Daniels	Brent Barry	Flip Murray	Rashard Lewis	Ray Allen	Vladimir Radmanovic
Antonio Daniels	0	13	30	69	68	44
Brent Barry	5	0	41	109	65	48
Flip Murray	14	9	0	44	22	43
Rashard Lewis	12	34	25	0	25	22
Ray Allen	19	32	21	49	0	43
Vladimir Radmanovic	12	24	17	31	11	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　シアトル・スーパーソニックスの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　シアトル・スーパーソニックスの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【シアトル・スーパーソニックス】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2003 – 2004 Regular Season>

　ここではシアトル・スーパーソニックスと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、シアトル・スーパーソニックスが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したシアトル・スーパーソニックスの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシアトル・スーパーソニックスの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離から見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るシアトル・スーパーソニックスの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

⇐ 2002-03 |🏀| 2004-05 ⇒

※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。