📌 この記事で分かること
- ✅ 本記事では、2026/02/09 時点のNBA全30チームのスタッツをもとに、リーグ全体の構造を“定点観測”する形で整理しています。
- ✅ この分析を見ることで、現在のNBAで各チームがどのようなスタイルで勝利を目指しているのかを、データから俯瞰することができます。
- ✅ 結論である【NBA30チームの構造タイプ一覧】をすぐに確認したい方はこちらからご覧ください。
- ✅ 使用する指標は、PACE、Ratings(ORtg×DRtg)、Four Factors(eFG%、TO Ratio、REB%、FT Rate)の6つです(テンポ・効率・シュート・ポゼッション・リバウンド・接触)。これらの指標を散布図として可視化し、チームの現在地と特徴をシンプルに整理していきます。
- ✅ 散布図では、プレーオフ圏(1〜6位)、プレーイン圏(7〜10位)、それ以外(11〜15位) の3区分でチームを色分け(青、緑、赤)し、2026/02/09 時点の順位に基づいて視覚的に把握しやすくしています。(※チームの順位は後述の一覧表でご確認ください。)
- ✅ データはすべて NBA公式サイト から取得し、Tbox/Obox/Tadd(過去記事参照)を作成したうえで、統計ソフト R により各チャートを生成しています。(※本記事の分析は R パッケージ BasketballAnalyzeR を用いており、 NBA公式の数値と差異が生じる場合があります。)
※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。
🏃➡️【 Q. PACEで見るテンポの特徴はどうなっているか? 】
< PACEとは(試合テンポ) >
PACE は、1試合あたりのポゼッション進行の速さ(試合テンポ)を示す指標です。
一般的なPACEは「試合全体のテンポ」を表しますが、本記事では攻撃時のペース(Offensive Pace)と守備時のペース(Defensive Pace)を分けて見ることで、自分たちが速いのか、相手に速く攻められているのかという違いを切り分けて整理しています。
< PACEの散布図 >
下図は、2026年2月9日時点のNBA30チームのPACE構造を示した散布図です。
横軸には攻撃ペース(Pace of the Team)を取り、右に行くほど自分たちの攻撃テンポが速いことを意味します。
縦軸には守備ペース(Pace of the Opponents)を取り、上に行くほど相手に速いテンポで攻められていることを示します。
※本記事のPACEは「1分あたりのポゼッション数(Possessions per minute)」で算出しています。一般的な48分換算のPACEとはスケールが異なりますが、48分換算では約100前後に相当します。
さらに、リーグ平均を基準として攻守のペースを4象限に分類することで、チームのテンポ構造を整理します。

※散布図内の実線は平均値を表す。
< PACEの象限ラベル >
- 左下:ペースコントロール型
▶️ 攻守ともにテンポが落ち着いており、試合全体のスピードを抑える構造です。ハーフコート中心の展開になりやすく、戦術実行力や効率で勝負するチームが多く見られます。
✅ 該当チーム:NYK、BOS、DEN、HOU…etc
- 右下:ペース主導型
▶️ 攻撃テンポが速く、自分たちの攻撃で試合スピードを引き上げるタイプです。トランジションや早い展開を武器に、攻撃側で主導権を握りやすい構造になります。
✅ 該当チーム:なし
- 左上:ペース受動型
▶️ 自分たちの攻撃テンポは遅いものの、守備では相手に速い展開を許している配置です。試合の主導権を握りにくく、相手のテンポに巻き込まれやすい構造と言えます。
✅ 該当チーム:OKC、SAC
- 右上:多展開型
▶️ 攻守ともにテンポが速く、ポゼッションの入れ替わりが多い試合展開になりやすい象限です。トランジションや速攻が多く、ゲーム全体がダイナミックになりやすい特徴があります。
✅ 該当チーム:DET、SAS、CLE、MIN…etc
なお、PACE構造は勝敗と必ずしも強く結びつくわけではなく、速いテンポと遅いテンポの両方で上位チームが存在しています。つまりテンポそのものよりも、どの構造で効率を生み出しているかが重要になります。
🔀【 Q. ORtg/DRtgで見る攻守効率の構造は? 】
< ORtg/DRtgとは(攻守効率) >
ORtg(Offensive Rating)とDRtg(Defensive Rating)は、チームの攻守の効率を示す代表的な指標です。
ORtg は 100ポゼッションあたりの得点、DRtg は 100ポゼッションあたりの失点 を表します。
つまり、どれだけ効率よく得点できているか、どれだけ効率よく失点を抑えられているかを直接的に示す指標です。
< ORtg/DRtgの散布図 >
下図は、2026年2月9日時点のNBA30チームの効率構造を示した散布図です。
横軸には攻撃効率(ORtg)を取り、右に行くほど 得点効率が高いチーム を意味します。
縦軸には守備効率(DRtg)を取り、下に行くほど 守備効率が高い(失点が少ない)チーム を示します。
つまり、右下に位置するチームほど攻守ともに効率が高い理想的な構造になります。
さらに、リーグ平均を基準として攻守効率を4象限に分類することで、チームの効率構造を整理します。

※散布図内の実線は平均値を表す
< ORtg/DRtgの象限ラベル >
- 左下:守備優勢型
▶️ 守備効率は高いものの、攻撃効率が平均を下回る構造です。ロースコアゲームになりやすく、守備を基盤に試合をコントロールするチームが多く見られます。
✅ 該当チーム:ORL、GSW、PHX、DAL…etc
- 右下:攻守安定型
▶️ 攻撃効率・守備効率ともに高く、リーグの上位チームが集まりやすい理想的な構造です。得点力と失点抑制の両方を兼ね備え、安定して勝利を積み重ねやすいタイプです。
✅ 該当チーム:DET、OKC、NYK、SAS…etc
- 左上:再建段階型
▶️ 攻守ともに効率が平均を下回る構造です。リーグ下位チームが集まりやすく、試合展開の主導権を握りにくい配置となります。
✅ 該当チーム:POR、NOP、WAS、SAC…etc
- 右上:攻撃優勢型
▶️ 攻撃効率は高い一方で守備効率に課題を抱える構造です。打ち合いの展開になりやすく、攻撃力で試合を押し切るタイプのチームが多く見られます。
✅ 該当チーム:DEN、LAL、LAC、CHA
Ratings の散布図を見ると、上位チームは高ORtg側、下位チームは攻守劣勢側に集まる傾向が確認できます。つまり、勝敗を最も左右しているのは攻守効率の構造である可能性が高いと言えます。
🎯【 Q. eFG%で見るシュート効率構造は? 】
< eFG%とは(シュート効率) >
eFG%(Effective Field Goal Percentage)は、3ポイントシュートの価値を考慮した「実質的なシュート効率」を示す指標です。2Pと3Pを単純に同じ成功率で扱うのではなく、3Pの得点価値を反映することで、チームの得点効率をより正確に評価できます。
本記事では、攻撃時のeFG%(Offense)と守備時のeFG%(Defense)を分けて可視化することで、「どのチームが効率よく得点しているか」、「どのチームが相手のシュート効率を抑えているか」というシュート効率の構造を整理します。
< eFG%の散布図 >
下図は、2026年2月9日時点のNBA30チームのeFG%構造を示した散布図です。
横軸には攻撃eFG%を取り、右に行くほど自チームのシュート効率が高いことを意味します。
縦軸には守備eFG%を取り、下に行くほど相手のシュート効率を低く抑えていることを示します。
つまり、右下に位置するチームほど攻守ともにシュート効率で優位に立っている構造になります。
さらに、リーグ平均を基準として攻守のeFG%を4象限に分類することで、チームのシュート効率構造を整理します。

※散布図内の実線は平均値を表す
< eFG%の象限ラベル >
- 左下:低効率均衡型
▶️ 攻守ともにシュート効率が平均以下に位置する象限です。試合展開は比較的落ち着きやすく、得点効率よりも他の要素で勝敗が分かれるケースが多く見られます。
✅ 該当チーム:DET、HOU、TOR、PHI…etc
- 右下:シュート優位型
▶️ 攻撃効率が高く、守備でも相手のシュート効率を抑えられている理想的な構造です。リーグ上位チームが最も集まりやすい象限となります。
✅ 該当チーム:OKC、NYK、SAS、BOS…etc
- 左上:効率劣勢型
▶️ 攻守ともにシュート効率で劣勢になりやすい領域です。リーグ下位チームが集中しやすく、試合の主導権を握りにくい構造になります。
✅ 該当チーム:ORL、NOP、WAS、SAC…etc
- 右上:打ち合い型
▶️ 攻撃効率は高い一方で守備効率に課題を抱える構造です。得点の取り合いになりやすく、攻撃力で試合を押し切るタイプのチームが多く見られます。
✅ 該当チーム:ATL、LAL、CHI、CHA…etc
eFG%の分布を見ると、上位チームはシュート優位型(右下)に多く集まり、下位チームは効率劣勢型(左上)に偏る傾向が確認できます。
🏀【 Q. TO Ratioで見るポゼッションの安定性は? 】
< TO Ratioとは(ポゼッション安定性) >
TO Ratio(ターンオーバー比)は、ポゼッションをどれだけ安定して維持できているか、また相手からどれだけボールを奪えているかを示す指標です。
本記事では、攻撃時のTO Ratio(Offense)と守備時のTO Ratio(Defense)を分けて可視化することで、自分たちがどれだけボールを失いやすいか、相手からどれだけターンオーバーを奪えているかというポゼッションの安定性と獲得力の構造を整理します。
< TO Ratioの散布図 >
下図は、2026年2月9日時点のNBA30チームのTO Ratio構造を示した散布図です。
横軸には攻撃TO Ratioを取り、右に行くほど自チームのターンオーバーが多いことを意味します。
縦軸には守備TO Ratioを取り、上に行くほど相手のターンオーバーを多く誘発できていることを示します。
つまり、左上に位置するチームほど「失わず、奪える」ポゼッション優位の構造になります。
さらに、リーグ平均を基準として攻守のTO Ratioを4象限に分類することで、チームのポゼッション構造を整理します。

※散布図内の実線は平均値を表す
< TO Ratioの象限ラベル >
- 左下:ロスト抑制型
▶️ 自チームのターンオーバーが少なく、安定した攻撃を展開できる構造です。試合の流れを崩しにくく、戦術実行力の高いチームが多く見られます。
✅ 該当チーム:NYK、SAS、BOS、DEN…etc
- 右下:自滅型
▶️ 自チームのターンオーバーが多く、相手からも奪えない配置です。ポゼッションを失いやすく、攻撃の安定性に課題を抱えやすい構造になります。
✅ 該当チーム:HOU、LAC、CHA、MEM…etc
- 左上:ポゼッション優位型
▶️ 自チームのターンオーバーが少なく、相手から多く奪える理想的な構造です。ポゼッション数で優位に立ちやすく、試合の主導権を握りやすいタイプと言えます。
✅ 該当チーム:OKC、CLE、TOR、MIN…etc
- 右上:ロスト多発型
▶️ 相手からターンオーバーは奪えるものの、自チームも多く失ってしまう構造です。試合展開が荒くなりやすく、効率指標との組み合わせが重要になります。
✅ 該当チーム:DET、LAL、PHX、GSW…etc
TO Ratioの分布を見ると、理想形はポゼッション優位型(左上)ですが、ターンオーバー構造だけで勝敗が決まるわけではありません。実際には、eFG%やORtgと組み合わさることで、ポゼッション優位が得点優位に転化するかどうかが決まります。
🔥【 Q. REB%で見るインサイド構造は? 】
< REB%とは(リバウンド獲得率) >
REB%(リバウンド獲得率)は、シュートが外れた際にどれだけボールを回収できているかを示す指標です。単純なリバウンド数ではなく、その場に存在するリバウンド機会のうち何%を確保したかで算出されるため、チームのインサイド支配力やポゼッション回収能力をより正確に評価できます。
本記事では、攻撃REB%(Offense)と守備REB%(Defense)を分けて可視化することで、セカンドチャンスをどれだけ生み出しているか、相手のセカンドチャンスをどれだけ防いでいるかというインサイドの物量構造を整理します。
< REB%の散布図 >
下図は、2026年2月9日時点のNBA30チームのREB%構造を示した散布図です。
横軸には攻撃REB%を取り、右に行くほどセカンドチャンスを生み出せるチームを意味します。
縦軸には守備REB%を取り、上に行くほど相手のセカンドチャンスを許さないチームを示します。
つまり、右上に位置するチームほど攻守のリバウンドを支配している構造になります。
さらに、リーグ平均を基準として攻守のREB%を4象限に分類することで、チームのインサイド構造を整理します。

※散布図内の実線は平均値を表す。
< REB%の象限ラベル >
- 左下:インサイド劣勢型
▶️ 攻守ともにリバウンド獲得率が平均を下回る構造です。ポゼッションの再取得が難しく、物量面で優位を作りにくいタイプと言えます。
✅ 該当チーム:DEN、GSW、ATL、LAC…etc
- 右下:セカンドチャンス重視型
▶️ 攻撃リバウンドは強いものの、守備リバウンドは平均以下の構造です。オフェンスリバウンドによって追加ポゼッションを生み出しやすい特徴があります。
✅ 該当チーム:CLE、PHX、PHI、POR…etc
- 左上:ディフェンスリバウンド重視型
▶️ 守備リバウンドが強く、相手のセカンドチャンスを抑える構造です。攻撃リバウンドは控えめですが、試合の安定性を保ちやすいタイプと言えます。
✅ 該当チーム:OKC、SAS、LAL、ORL…etc
- 右上:インサイド支配型
▶️ 攻守ともにリバウンド獲得率が高く、ポゼッションの回収と再取得の両方で優位を作れる理想構造です。
✅ 該当チーム:DET、NYK、BOS、HOU…etc
REB%の分布を見ると、インサイド支配型(右上)はポゼッション機会を増やしやすい安定構造である一方、セカンドチャンス重視型(右下)はシュート効率の不足を補う手段として機能するケースが見られます。
🔎【 Q. FT Rateで見るフィジカル・ファウルの特徴は? 】
< FT Rateとは(フリースローの獲得) >
FT Rate(Free Throw Rate)は、どれだけフリースローを獲得しているか、またどれだけ相手にフリースローを与えているかを示す指標です。シュート効率やリバウンドとは異なり、FT Rateは接触の強さ・ドライブ頻度・フィジカルプレーの傾向を反映しやすい指標と言えます。
本記事では、攻撃時のFT Rate(Offense)と守備時のFT Rate(Defense)を分けて可視化することで、接触から得点機会を生み出せているか、守備で不用意なファウルをどれだけ抑えられているかというフィジカルとファウルの構造を整理します。
< FT Rateの散布図 >
下図は、2026年2月9日時点のNBA30チームのFT Rate構造を示した散布図です。
横軸には攻撃FT Rateを取り、右に行くほど接触からフリースローを獲得しやすいチームを意味します。
縦軸には守備FT Rateを取り、下に行くほど相手にフリースローを与えにくいチームを示します。
つまり、右下に位置するチームほど接触プレーを得点に変えつつ、守備ではファウルを抑えられている理想構造になります。
さらに、リーグ平均を基準として攻守のFT Rateを4象限に分類することで、チームの接触構造を整理します。

※散布図内の実線は平均値を表す。
< FT Rateの象限ラベル >
- 左下:クリーンゲーム型
▶️ 攻守ともにFT Rateが低く、接触の少ない試合展開になりやすい構造です。ファウルによる得点機会は少ないものの、守備でも不要なフリースローを与えにくい特徴があります。
✅ 該当チーム:BOS、HOU、GSW、MIA…etc
- 右下:ファウル活用型
▶️ 自分たちはフリースローを獲得しながら、相手には与えにくい理想構造です。ドライブやインサイドアタックを得点効率に変換しやすいタイプと言えます。
✅ 該当チーム:OKC、SAS、DEN、LAL…etc
- 左上:フィジカル劣勢型
▶️ 自分たちはフリースローを獲得できず、相手には多く与えてしまう構造です。接触プレーで不利になりやすく、効率面での補完が求められるタイプです。
✅ 該当チーム:NYK、CLE、TOR、PHX…etc
- 右上:肉弾戦型
▶️ フリースロー獲得によって得点を作る一方で、守備ではファウルが多くなる構造です。試合全体がフィジカルな展開になりやすい特徴があります。
✅ 該当チーム:DET、MIN、ORL、POR…etc
FT Rateの分布を見ると、ファウル活用型(右下)は接触を得点効率に変換できる安定構造である一方、肉弾戦型(右上)はフィジカルによって試合展開が荒くなりやすい構造と言えます。
📚【 NBA30チームの構造タイプ一覧(2026年2月9日時点) 】
ここまで見てきたPACE・Ratings・Four Factors(eFG%、TO Ratio、REB%、FT Rate)の6つの散布図を組み合わせることで、各チームの特徴を整理できます。本記事では、各指標の象限配置をもとに30チームを6つの構造ラベルで分類しています。
このラベルは、
- テンポ(PACE)
- 攻守効率(Ratings)
- シュート効率(eFG%)
- ポゼッション(TO Ratio)
- インサイド物量(REB%)
- 接触構造(FT Rate)
といった要素の どこに特徴があるのか を整理したものです。単一のスタッツでは見えにくいチームのプレースタイルや勝ち筋の構造を俯瞰することができます。
以下の表では、各チームがどの象限に属しているかを6つの構造ラベルとして一覧化しています。
2026年2月9日時点のNBA30チームの構造タイプをカンファレンスごとに示します。
< イースタン・カンファレンス >
| Team | Rank | PACE_Label | RTG_Label | eFG_Label | TO_Label | REB_Label | FT_Label |
| Detroit Pistons | 1 | 多展開型 | 攻守安定型 | 低効率均衡型 | ロスト多発型 | インサイド支配型 | 肉弾戦型 |
| New York Knicks | 2 | ペースコントロール型 | 攻守安定型 | シュート優位型 | ロスト抑制型 | インサイド支配型 | フィジカル劣勢型 |
| Boston Celtics | 3 | ペースコントロール型 | 攻守安定型 | シュート優位型 | ロスト抑制型 | インサイド支配型 | クリーンゲーム型 |
| Cleveland Cavaliers | 4 | 多展開型 | 攻守安定型 | シュート優位型 | ポゼッション優位型 | セカンドチャンス重視型 | フィジカル劣勢型 |
| Toronto Raptors | 5 | ペースコントロール型 | 守備優勢型 | 低効率均衡型 | ポゼッション優位型 | インサイド支配型 | フィジカル劣勢型 |
| Philadelphia 76ers | 6 | ペースコントロール型 | 攻守安定型 | 低効率均衡型 | ポゼッション優位型 | セカンドチャンス重視型 | ファウル活用型 |
| Orlando Magic | 7 | 多展開型 | 守備優勢型 | 効率劣勢型 | ポゼッション優位型 | ディフェンスリバウンド重視型 | 肉弾戦型 |
| Miami Heat | 8 | 多展開型 | 守備優勢型 | 低効率均衡型 | ポゼッション優位型 | ディフェンスリバウンド重視型 | クリーンゲーム型 |
| Atlanta Hawks | 9 | 多展開型 | 再建段階型 | 打ち合い型 | ポゼッション優位型 | インサイド劣勢型 | フィジカル劣勢型 |
| Charlotte Hornets | 10 | ペースコントロール型 | 攻撃優勢型 | 打ち合い型 | 自滅型 | インサイド支配型 | クリーンゲーム型 |
| Chicago Bulls | 11 | 多展開型 | 再建段階型 | 打ち合い型 | ロスト抑制型 | ディフェンスリバウンド重視型 | クリーンゲーム型 |
| Milwaukee Bucks | 12 | ペースコントロール型 | 再建段階型 | 打ち合い型 | 自滅型 | ディフェンスリバウンド重視型 | フィジカル劣勢型 |
| Brooklyn Nets | 13 | ペースコントロール型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | 自滅型 | ディフェンスリバウンド重視型 | 肉弾戦型 |
| Washington Wizards | 14 | 多展開型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | 自滅型 | インサイド劣勢型 | フィジカル劣勢型 |
| Indiana Pacers | 15 | 多展開型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | ロスト抑制型 | ディフェンスリバウンド重視型 | フィジカル劣勢型 |
< ウェスタン・カンファレンス >
| Team | Rank | PACE_Label | RTG_Label | eFG_Label | TO_Label | REB_Label | FT_Label |
| Oklahoma City Thunder | 1 | ペース受動型 | 攻守安定型 | シュート優位型 | ポゼッション優位型 | ディフェンスリバウンド重視型 | ファウル活用型 |
| San Antonio Spurs | 2 | 多展開型 | 攻守安定型 | シュート優位型 | ロスト抑制型 | ディフェンスリバウンド重視型 | ファウル活用型 |
| Denver Nuggets | 3 | ペースコントロール型 | 攻撃優勢型 | シュート優位型 | ロスト抑制型 | インサイド劣勢型 | ファウル活用型 |
| Houston Rockets | 4 | ペースコントロール型 | 攻守安定型 | 低効率均衡型 | 自滅型 | インサイド支配型 | クリーンゲーム型 |
| Los Angeles Lakers | 5 | ペースコントロール型 | 攻撃優勢型 | 打ち合い型 | ロスト多発型 | ディフェンスリバウンド重視型 | ファウル活用型 |
| Minnesota Timberwolves | 6 | 多展開型 | 攻守安定型 | シュート優位型 | ポゼッション優位型 | インサイド支配型 | 肉弾戦型 |
| Phoenix Suns | 7 | ペースコントロール型 | 守備優勢型 | 低効率均衡型 | ロスト多発型 | セカンドチャンス重視型 | フィジカル劣勢型 |
| Golden State Warriors | 8 | 多展開型 | 守備優勢型 | シュート優位型 | ロスト多発型 | インサイド劣勢型 | クリーンゲーム型 |
| LA Clippers | 9 | ペースコントロール型 | 攻撃優勢型 | シュート優位型 | 自滅型 | インサイド劣勢型 | ファウル活用型 |
| Portland Trail Blazers | 10 | 多展開型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | ロスト多発型 | セカンドチャンス重視型 | 肉弾戦型 |
| Memphis Grizzlies | 11 | 多展開型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | 自滅型 | セカンドチャンス重視型 | クリーンゲーム型 |
| Dallas Mavericks | 12 | 多展開型 | 守備優勢型 | 低効率均衡型 | ロスト抑制型 | インサイド劣勢型 | クリーンゲーム型 |
| Utah Jazz | 13 | 多展開型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | 自滅型 | セカンドチャンス重視型 | 肉弾戦型 |
| New Orleans Pelicans | 14 | 多展開型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | ポゼッション優位型 | セカンドチャンス重視型 | ファウル活用型 |
| Sacramento Kings | 15 | ペース受動型 | 再建段階型 | 効率劣勢型 | 自滅型 | インサイド劣勢型 | フィジカル劣勢型 |
この一覧は各チームがどの指標で優位を作り、どこに課題を抱えているかを整理したものです。散布図と合わせて見ることで、チーム構造の位置関係をより直感的に把握することができます。
また、この6ラベルを横断して見ることで、各チームがどの要素を組み合わせて勝利構造を作っているのかを俯瞰することができます。
🔚【 おわりに 】
本記事では、PACE・Ratings・Four Factors(eFG%/TO Ratio/REB%/FT Rate)を使って、NBA30チームの現在の構造を整理しました。
効率・シュート・ポゼッション・物量・接触といった要素がどの方向に振れているかを見ることで、チームごとの「勝ち筋」や「課題の位置」がシンプルに把握できます。
この6ラベル分類は、リーグ全体の構造を俯瞰するための目安としても利用できます。
次回の更新では、この構造がどのように変化しているかを再度確認していきます。
それでは、今回のトラッシュトークは以上です。
※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事はこちらからご確認ください。
※次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載しています。
