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【NBA2023-24 レギュラー・シーズン】カワイ・レナードが34得点&ポール・ジョージとジェームズ・ハーデンがともに20得点、ロサンゼルス・クリッパーズが連勝を4に伸ばす【2023-12-12】

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12月12日(現地時間11日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナでポートランド・トレイルブレイザーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの試合が行われた。

試合はクリッパーズが127対132でブレイザーズに勝利、クリッパーズは連勝を4に伸ばした。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書きましたので、よろしければご確認ください。

試合内容<ブレイザーズ対クリッパーズ 2023-12-12>

試合序盤はクリッパーズ優勢で試合が展開していったが、第3クォーター開始直後、ブレイザーズのシェイドン・シャープが3Pシュートを決めスコアを68対66とし、ブレイザーズが逆転に成功。

その後は両チーム一進一退の攻防が続くが、第4クォーター残り30秒の局面でクリッパーズのポール・ジョージとカワイ・レナードが勝負強さを見せリードを維持、最終スコアを127対132とし、クリッパーズが見事接戦を制した。

本試合における8つのスタッツに関して、各チームのプレイヤーごとのレーダーチャートを下記に示す。(※NBA公式ウェブサイトのボックススコアをもとに作成。)

ポートランド・トレイルブレイザーズの8スタッツに関するレーダーチャート<POR vs LAC 2023-12-12>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

ブレイザーズに関しては、マティース・サイブルが11得点(3Pシュート成功数3本)、シェイドン・シャープが27得点(3Pシュート成功数4本)、6アシスト、アンファニー・サイモンズが38得点(3Pシュート成功数5本)、スクート・ヘンダーソンが19得点(3Pシュート成功数3本)、6アシスト、2ブロック、ジャバリ・ウォーカーが8リバウンド、モーゼス・ブラウンが12リバウンドを記録し、各スタッツでチームを牽引した。

ロサンゼルス・クリッパーズの8スタッツに関するレーダーチャート<POR vs LAC 2023-12-12>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

また、クリッパーズに関しては、カワイ・レナードが34得点(3Pシュート成功数3本)、3スティール、ポール・ジョージが20得点、8リバウンド、8アシスト、イビツァ・ズバッツが18得点、2ブロック、ジェームズ・ハーデンが20得点(3Pシュート成功数3本)、7アシスト、2ブロック、ラッセル・ウェストブルックが6アシスト、ノーマン・パウエルが16得点、2ブロックを記録している。

接戦となった本試合だが、チーム別に各スタッツを下記のとおり並べると、本試合における両チームの特徴が浮かび上がる。

チーム別の各スタッツの棒グラフ<POR vs LAC 2023-12-12>
※①チャートの作成方法に関しては後述のコマンドを参照。
②PFは個人ファウル、PITIはペイントエリア内からの得点、PTS.OFF.TOは相手チームのターンオーバーからの得点、
PTS.2NDはオフェンスリバウンド後の得点、FBPSはファストブレイクによる得点を表す。

上記のグラフを確認すると、ブレイザーズは3Pシュート成功数(P3M)で優位性を発揮する一方で、クリッパーズはアシスト数(AST)、スティール数(STL)、ブロック数(BLK)、ペイントエリア内からの得点(PITP)で優位性を持っていたことがわかる。

また、相手チームのターンオーバーからの得点(PTS.OFF.TO)に関しては、ブレイザーズが9得点だったのに対して、クリッパーズは18得点をマークしている。

さらに、ファストブレイクによる得点(FBPS)に関しては、ブレイザーズが4得点に留まっているのに対して、クリッパーズは12得点まで伸ばしている。

オフェンス面ではアシストと速攻、ディフェンス面ではスティールとブロックなど、攻守においてクリッパーズの機動力が功を奏した試合だったと言える。

※参考<統計ソフトRに入力するコマンド>

両チームの8スタッツに関するレーダーチャート

> library(BasketballAnalyzeR) #パッケージBasketballAnalyzeRの読み込み
> Bscore1212 <- read.csv(file="20231212_PORLAC.csv") #該当試合のデータを集計したデータの読み込み
> attach(Bscore1212) #attach()でBscore1212を指定
> X <- data.frame(PTS,P3M, FTM, REB, AST, STL, BLK, TO) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてXに格納
> detach(Bscore1212) #detach()でBscore1212を指定から外す
> radialprofile(data=X, title=Bscore1212$Player, std=TRUE) #レーダーチャートを出力するコマンドでありstd=TRUEで標準化
> listplots <- radialprofile(data=X, title=Bscore1212$Player, std=TRUE) #上記のコマンドをlistplotsに格納
> library(gridExtra) #パッケージgridExtraの読み込み
> grid.arrange(grobs=listplots[1:8], ncol=5) # grid.arrange()で一方のチームのプレイヤーを出力
> grid.arrange(grobs=listplots[9:17], ncol=5) # grid.arrange()でもう一方のチームのプレイヤーを出力

チーム別の各スタッツの棒グラフ

> T = matrix(c(43, 19, 22, 36, 25, 5, 4, 12, 21,32, 9, 17, 4, 
+            49, 13, 21, 35, 33, 7, 9, 9, 20, 66, 18, 17, 12), 13, 2) #使用するスタッツで行列を作成
> rownames(T) <- c("FGM", "P3M", "FTM", "REB", "AST", 
+          "STL", "BLK", "TO", "PF", "PITP", 
+          "PTS.OFF.TO", "PTS.2ND", "FBPS") #行に項目名を設定
> colnames(T) <- c("POR", "LAC")#列に項目名を設定
> barplot(t(T), beside=TRUE, legend = TRUE, ylim=c(0, 70)) #t()で行列Tを転置し、barplot()でグラフを出力

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事はこちらからご確認ください。

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