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【NBA2023-24 レギュラー・シーズン】シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが25得点&チェット・ホルムグレンが9ブロック、オクラホマシティ・サンダーが劇的な逆転勝利【2023-12-17】

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12月17日(現地時間16日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたオクラホマシティ・サンダー対デンバー・ナゲッツの試合は、サンダーが118対117でナゲッツに勝利した。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書きましたので、よろしければご確認ください。

試合内容<サンダー対ナゲッツ 2023-12-17>

試合序盤は両チームがリードチェンジを繰り返し、立ち上がりからテンポの早い試合展開となる。

一時はナゲッツがリードを11点差に広げる場面も見られたが、ジェイレン・ウィリアムズ、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、チェット・ホルムグレンらの活躍もあり、勝負所でサンダーが粘り強さを見せる。

試合時間残り1秒、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがミドルレンジからのフェイドアウェイシュートを沈めスコアを118対117とし、サンダーが土壇場で逆転に成功。

逆転をかけたデンバーのラストプレーはサンダーのディフェンスに阻まれ、そのまま試合終了。

最終スコアを118対117とし、サンダーがナゲッツとの接戦を制した。

本試合における8つのスタッツに関して、各チームのプレイヤーごとのレーダーチャートを下記に示す。(※NBA公式ウェブサイトのボックススコアをもとに作成。)

デンバー・ナゲッツの8スタッツに関するレーダーチャート<OKC vs DEN 2023-12-17>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

ナゲッツは、マイケル・ポーターJr.が20得点(3Pシュート成功数4本)、11リバウンド、アーロン・ゴードンが16得点、9リバウンド、5アシスト、2スティール、ニコラ・ヨキッチが24得点、6リバウンド、12アシスト、2スティール、ジャマール・マレーが15得点、5アシスト、ディアンドレ・ジョーダンが7リバウンドを記録している。

オクラホマシティ・サンダーの8スタッツに関するレーダーチャート<OKC vs DEN 2023-12-17>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

また、サンダーは、ジェイレン・ウィリアムズが24得点、チェット・ホルムグレンが17得点、11リバウンド、9ブロック、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが25得点、6リバウンド、8アシスト、2スティール、ジェイリン・ウィリアムズが11得点(3Pシュート成功数3本)を記録している。

接戦となった本試合、両チームとも拮抗した試合内容を見せたが、今回は9ブロックをマークしたサンダーのチェット・ホルムグレンに注目しながら、本試合におけるプラスマイナスやCONTESTED SHOTS※の回数などを取り上げる。(※CONTESTED SHOTSとは、ディフェンスの選手またはチームが、シュートが放たれる前にクローズアウトし、手を上げてシュート間合いを詰めた回数を表す。)

下記は、横軸にプラスマイナス(PM)、縦軸にCONTESTED SHOTS(CTST)の数値をとり、バブルの大きさに出場時間(MIN)、バブルの色にブロック数(BLK)を対応させたバブルチャートである。

プラスマイナス、CONTESTED SHOTS、出場時間、ブロック数のバブルチャート<OKC vs DEN 2023-12-17>
※①クリックで拡大。②チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

上記のバブルチャートのプラスマイナス(PM)を確認すると、サンダーは先発メンバーのうちジョシュ・ギディーを除く4名(ルーゲンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレン、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー)がプラスマイナスでプラスとなっており、チェット・ホルムグレンは本試合の中でも比較的高い+10をマークしている。(対照的にデンバーは、先発メンバーのうちマイケル・ポーターJr.だけがプラスマイナスでプラスを記録している。)

また、CONTESTED SHOTS(CTST)を確認すると、チェット・ホルムグレンが突出して高く、サンダーのチーム全体のCONTESTED SHOTSの60回のうち、25回はチェット・ホルムグレンが記録したものである。(なお、デンバーのCONTESTED SHOTSはチーム全体で53回であり、そのうち最多回数はニコラ・ヨキッチの11回である。)

さらに、ブロック数(BLK)に注目すると、デンバーの本試合におけるブロック数は0であるのに対して、サンダーのブロック数は10本であった。

サンダーのブロック数10本のうち9本はチェット・ホルムグレンが叩き出したスタッツであることからも、本試合のディフェンス面におけるチェット・ホルムグレンの存在感の大きさがうかがえる。

※参考<統計ソフトRに入力するコマンド>

両チームの8スタッツに関するレーダーチャート

> library(BasketballAnalyzeR) #パッケージBasketballAnalyzeRの読み込み
> Bscore1217 <- read.csv(file="20231217_OKCDEN.csv") #該当試合のデータを集計したデータの読み込み
> attach(Bscore1217) #attach()でBscore1217を指定
> X <- data.frame(PTS,P3M, FTM, REB, AST, STL, BLK, TO) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてXに格納
> detach(Bscore1217) #detach()でBscore1217を指定から外す
> radialprofile(data=X, title=Bscore1217$Player, std=TRUE) #レーダーチャートを出力するコマンドでありstd=TRUEで標準化
> listplots <- radialprofile(data=X, title=Bscore1217$Player, std=TRUE) #上記のコマンドをlistplotsに格納
> library(gridExtra) #パッケージgridExtraの読み込み
> grid.arrange(grobs=listplots[1:11], ncol=5) # grid.arrange()で一方のチームのプレイヤーを出力
> grid.arrange(grobs=listplots[12:21], ncol=5) # grid.arrange()でもう一方のチームのプレイヤーを出力

プラスマイナス、CONTESTED SHOTS、出場時間、ブロック数のバブルチャート

> attach(Bscore1217) #attach()でBscore1217を指定
> Y <- data.frame(T=Team, Player, CTSH, BLK, MIN, PM) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてYに格納
> detach(Bscore1217) #detach()でBscore1217を指定から外す
> labs1 <- c("PM", "CTSH", "BLK", "MIN") #バブルチャートで表示させる変数のラベルをlabs1へ格納
> bubbleplot(Y, id="Player", x="PM", y="CTSH", col="BLK", size="MIN", text.col="T", labels=labs1, title="OKC vs DEN - 20231217", text.size=3.0) # bubbleplot関数を使ってバブルチャートを出力

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事はこちらからご確認ください。

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