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【NBA2023-24 レギュラー・シーズン】サンアントニオ・スパーズが連敗を18でストップ、デビン・バッセルはキャリアハイの36得点【2023-12-16】

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12月16日(現地時間15日)、テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ対サンアントニオ・スパーズの試合は、スパーズが115対129でレイカーズに勝利。

スパーズは連敗を18でストップし、11月2日のフェニックス・サンズ戦以来の白星を手にした。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書きましたので、よろしければご確認ください。

試合内容<レイカーズ対スパーズ 2023-12-16>

本試合、レイカーズは主力のアンソニー・デイビス、キャム・レディッシュ、ディアンジェロ・ラッセルが欠場となる中、試合は序盤からスパーズがリードを広げる展開となる。

第2クォーター序盤には、スパーズが本試合最大となる25点のリードを奪うが、レイカーズのレブロン・ジェームズ、トーリアン・プリンスらの活躍もあり、第2クォーター終盤には62対66の4点差までレイカーズが点差を縮める。

後半に入りレイカーズが逆転を試みるもスパーズの勢いは止まらず、終始スパーズがリードを保ったまま試合は進み、最終スコア115対129でスパーズがレイカーズを下した。

本試合における8つのスタッツに関して、各チームのプレイヤーごとのレーダーチャートを下記に示す。(※NBA公式ウェブサイトのボックススコアをもとに作成。作成は出場時間2MIN超の選手に限定している。)

ロサンゼルス・レイカーズの8スタッツに関するレーダーチャート<LAL vs SAS 2023-12-16>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

レイカーズに関しては、レブロン・ジェームズが23得点、7リバウンド、14アシスト、2スティール、ジャクソン・ヘイズが7リバウンド、オースティン・リーブスが22得点(3Pシュート成功数4本)、7リバウンド、八村塁が20得点、クリスチャン・ウッドが17得点、8リバウンド、2ブロックを記録している。

サンアントニオ・スパーズの8スタッツに関するレーダーチャート<LAL vs SAS 2023-12-16>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

また、スパーズに関しては、デビン・バッセルが36得点(3Pシュート成功数5本)をマークしキャリアハイを達成、ケルドン・ジョンソンが17得点、6アシスト、ビクター・ウェンバンヤマが15リバウンド、5アシスト、2スティール、2ブロック、マラカイ・ブランナムが8アシスト、ジェレミー・ソーハンが8リバウンド、ジェディ・オスマンが15得点、6アシストを記録している。

本試合では、レイカーズの3Pシュート成功率は30.6%、フリースロー成功率は64.3%であったのに対して、スパーズの3Pシュート成功率は42.9%、フリースロー成功率は89.5%を記録しており、これらシュートの精度に関して両チーム間で大きな違いが見られた試合であった。

下記は、横軸に3Pシュート成功率(P3p)、縦軸にフリースロー成功率(FTp)の数値をとり、バブルの大きさに獲得点数(PTS)、バブルの色にTS%(TSp)を対応させたバブルチャートである。(※フィールドゴール(2P・3Pシュート)のみで算出される通常のシュート成功率(FG%)に対して、TS%はフリースローも考慮してシュート成功率が算出される。)

3Pシュート成功率、フリースロー成功率、獲得点数、TS%のバブルチャート<LAL vs SAS 2023-12-16>
※①クリックで拡大。②チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

上記のバブルチャートの3Pシュート成功率(P3p)に注目すると、成功率が50%以上となっているプレイヤーはレイカーズ側がドゥモイ・ホッジの1名のみとなっている一方で、スパーズ側は6名(マラカイ・ブランナム、デビン・バッセル、ザック・コリンズ、ビクター・ウェンバンヤマ、ダグ・マクダーモット、ジェディ・オスマン)のプレイヤーが高水準の成功率を残していることがわかる。

フリースロー成功率(FTp)に関しては、成功率が80%以上となっているプレイヤーはレイカーズ側がオースティン・リーブスと八村塁の2名であるのに対して、スパーズ側は4名(デビン・バッセル、ザック・コリンズ、ケルドン・ジョンソン、ジェレミー・ソーハン)となっている。

また、3Pシュート成功率(P3p)とフリースロー成功率(FTp)がともに平均以上の水準に達しているプレイヤーは、レイカーズ側がオースティン・リーブスとレブロン・ジェームズの2名であるのに対して、スパーズ側はデビン・バッセル、ザック・コリンズ、ケルドン・ジョンソン、ビクター・ウェンバンヤマの4名となっていることからも、3Pシュートとフリースローに関してはスパーズが優勢であったことが読み取れる。

さらに、今試合でキャリアハイの36得点をマークしたデビン・バッセルをはじめ、ザック・コリンズやマラカイ・ブランナムらのTS%の高さを考慮すれば、スパーズの各プレイヤーの3Pシュートの精度の高さ、フリースローを決めきる集中力の高さが現れた試合だったといえる。

※参考<統計ソフトRに入力するコマンド>

両チームの8スタッツに関するレーダーチャート

> library(BasketballAnalyzeR) #パッケージBasketballAnalyzeRの読み込み
> Bscore1216 <- read.csv(file="20231216_LALSAS.csv") #該当試合のデータを集計したデータの読み込み
> Bscore1216 <- subset(Bscore1216, Bscore1216$MIN>2) #Bscore1216から出場時間2MIN超のデータを抽出
> attach(Bscore1216) #attach()でBscore1216を指定
> X <- data.frame(PTS,P3M, FTM, REB, AST, STL, BLK, TO) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてXに格納
> detach(Bscore1216) #detach()でBscore1216を指定から外す
> radialprofile(data=X, title=Bscore1216$Player, std=TRUE) #レーダーチャートを出力するコマンドでありstd=TRUEで標準化
> listplots <- radialprofile(data=X, title=Bscore1216$Player, std=TRUE) #上記のコマンドをlistplotsに格納
> library(gridExtra) #パッケージgridExtraの読み込み
> grid.arrange(grobs=listplots[1:10], ncol=5) # grid.arrange()で一方のチームのプレイヤーを出力
> grid.arrange(grobs=listplots[11:20], ncol=5) # grid.arrange()でもう一方のチームのプレイヤーを出力

3Pシュート成功率、フリースロー成功率、獲得点数、TS%のバブルチャート

> attach(Bscore1216) #attach()でBscore1216を指定
> Y <- data.frame(T=Team, Player, P3p, FTp, TSp, PTS) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてYに格納
> detach(Bscore1216) #detach()でBscore1216を指定から外す
> labs1 <- c("P3p", "FTp", "TSp", "PTS") #バブルチャートで表示させる変数のラベルをlabs1へ格納
> bubbleplot(Y, id="Player", x="P3p", y="FTp", col="TSp", size="PTS", text.col="T", labels=labs1, title="LAL vs SAS - 20231216", text.size=2.5) # bubbleplot関数を使ってバブルチャートを出力

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事はこちらからご確認ください。

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