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【NBA2023インシーズン・トーナメント準決勝】15アシスト&ターンオーバー0を記録したタイリース・ハリバートン、インディアナ・ペイサーズがインシーズン・トーナメント決勝へ【2023-12-08】

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12月8日にネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで、インシーズン・トーナメントの準決勝であるインディアナ・ペイサーズ対ミルウォーキー・バックスの試合が行われた。

試合はペイサーズが128対119でバックスに勝利し、12月10日に開催される決勝戦へ駒を進めた。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書きましたので、よろしければご確認ください。

試合内容<ペイサーズ対バックス 2023-12-08>

試合序盤はヤニス・アデクトンボ、クリス・ミドルトン、ブルック・ロペスらの活躍もあり、バックス側2点リードの27対29で第1クォーターが終了する。

第2クォーター開始直後、ペイサーズのベネディクト・マサリンがゴール下でバックスのミドルトンからファウルをもらい、フリースローを獲得。

このフリースローを2本とも決めスコアを29対29とし、ペイサーズが同点に追いつく。

その後、ペイサーズのアイザイア・ジャクソンがペイントエリア内でシュートを決め、スコアを32対31としペイサーズが逆転に成功。

その後もペイサーズは得点を重ね、第2クォーター終了までにはスコアを63対51とし、この試合最大の12点のリードで1stハーフを終える。

第3クォーターに入ると、デイミアン・リラードを中心にバックスが反撃を開始。

リラードの3Pシュートなどでスコア差を67対66の1点差まで縮めると、第3クォーター開始4分半ごろ、ヤニスがドライブでペイントエリア内へ切り込みシュートを決める。

このプレーによりスコアが67対68となり、バックスが逆転に成功。

その後は拮抗した試合展開が続き、スコアは91対94、バックスの3点リードで第3クォーターが終了する。

第4クォーターに入っても引き続き緊張感のある試合展開が続くが、第4クォーター残り1分半に試合が動く。

ペイサーズのハリバートンが中央からドライブで切り込み、マリーク・ビーズリーのブロックをダブルクラッチでかわしながら得点を決める。

このプレーによりスコアは119対114となり、ペイサーズのリードは5点へ。

直後のペイサーズのオフェンスでは、ハリバートンの放った3Pシュートは惜しくも外れるが、リバウンド争いにより弾かれたボールが再びハリバートンのもとへ。

ブルック・ロペスとのマッチアップとなったハリバートンは、ステップバックからの3Pシュートを沈め、リードを122対114の8点差へ広げた。

この3Pシュートが試合を決めるプレーとなり、激闘の末、ペイサーズが最終スコア128対119でバックスを下した。

なお、下記は各チームのプレイヤーの本試合における8スタッツに関するレーダーチャートである。(※NBA公式ウェブサイトのボックススコアをもとに作成。)

ミルウォーキー・バックスの8スタッツに関するレーダーチャート<IND vs MIL 2023-12-08>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。
インディアナ・ペイサーズの8スタッツに関するレーダーチャート<IND vs MIL 2023-12-08>
※①クリックで拡大。②チャート内の青色の破線は平均値。③チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

バックスに関して、ヤニスはフィールドゴール成功数13本と10リバウンド、ミドルトンとリラードは3Pシュート成功数がともに4本、ブルック・ロペスは4ブロックを記録し、各スタッツでチームを牽引した。

ペイサーズに関しては、ターナーの攻守における活躍(フィールドゴール成功数9本、10リバウンド、3ブロック)や、バディ・ヒールド(11リバウンド、2スティール)とTJ・マッコネル(3スティール)のディフェンス面での貢献を読み取ることも出来るが、チームの中でも特に際立つのはハリバートンの成績である。

ハリバートンに関しては、3Pシュートを含むフィールドゴール成功数11本や15アシストでチームを牽引する一方で、ターンオーバーは0を記録しており、完璧に近いパフォーマンスを見せた試合であった。

また、本試合はペイサーズのベンチメンバーが奮闘をみせた試合でもあった。

下記は、横軸に獲得点数(PTS)、縦軸にプラスマイナス(PM)の数値をとり、バブルの大きさに出場時間(MIN)、バブルの色にeFG%の水準を対応させたバブルチャートである。

獲得点数、プラスマイナス、出場時間、eFG%のバブルチャート<IND vs MIL 2023-12-08>
※①クリックで拡大。②チャートの作成方法に関しては後述のコマンド過去記事参照。

上記のバブルチャートを確認すると、ペイサーズのベンチメンバーであるベネディクト・マサリン、アーロン・ネスミス、アンドリュー・ネムハード、アイザイア・ジャクソン、TJ・マッコネルの5名全員がプラスマイナスでプラスのエリアに位置し、かつ、5名全員が得点していることが読み取れる。

実際のスタッツを確認すると、ペイサーズのベンチメンバーのプラスマイナスのトータルは+62である一方で、バックスのベンチメンバーのプラスマイナスのトータルは-46を記録している。(なお、バックスのベンチメンバーはボビー・ポーティス、マージョン・ボウチャンプ、AJ・グリーン、キャメロン・ペイン、アンドレ・ジャクソンJr.の5名である。)

特に、ペイサーズのアンドリュー・ネムハード、アイザイア・ジャクソン、TJ・マッコネルに関しては、試合を通じてeFG%の水準も高いことから、出場時間が比較的少ないながらもゲーム内において大きな役割を果たしたといえる。

※参考<統計ソフトRに入力するコマンド>

両チームの8スタッツに関するレーダーチャート

> library(BasketballAnalyzeR) #パッケージBasketballAnalyzeRの読み込み
> Bscore1208 <- read.csv(file="20231208_INDMIL.csv") #該当試合のデータを集計したデータの読み込み
> attach(Bscore1208) #attach()でBscore1208を指定
> T <- data.frame(FGM,P3M, FTM, REB, AST, STL, BLK, TO) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてTに格納
> detach(Bscore1208) #detach()でBscore1208を指定から外す
> radialprofile(data=T, title=Bscore1208$Player, std=TRUE) #レーダーチャートを出力するコマンドでありstd=TRUEで標準化
> listplots <- radialprofile(data=T, title=Bscore1208$Player, std=TRUE) #上記のコマンドをlistplotsに格納
> library(gridExtra) #パッケージgridExtraの読み込み
> grid.arrange(grobs=listplots[1:10], ncol=5) # grid.arrange()で一方のチームのプレイヤーを出力
> grid.arrange(grobs=listplots[11:20], ncol=5) # grid.arrange()でもう一方のチームのプレイヤーを出力

獲得点数、プラスマイナス、出場時間、eFG%のバブルチャート

> attach(Bscore1208) #attach()でBscore1208を指定
> X <- data.frame(T=Team, Player, PM, EFGp, EFGp.Q4, MIN) #各スタッツの数値をdata.frame()でまとめてXに格納
> detach(Bscore1208) #detach()でBscore1208を指定から外す
> labs1 <- c("PTS", "PM", "EFGp", "MIN") #バブルチャートで表示させる変数のラベルをlabs1へ格納
> bubbleplot(X, id="Player", x="PTS", y="PM", col="EFGp", size="MIN", text.col="T", labels=labs1, title="IND vs MIL - 20231208", text.size=3.5) # bubbleplot関数を使ってバブルチャートを出力

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事はこちらからご確認ください。

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