データで見るユタ・ジャズの特徴と傾向【NBA2004-05 レギュラー・シーズン】

　本記事では、NBA2004 – 2005レギュラー・シーズンにおけるユタ・ジャズの各種データで実践した分析の結果を示していきます。NBA観戦の際のご参考になれば幸いです。

　本記事における分析結果は、フリー統計ソフトRのパッケージ” BasketballAnalyzeR ”を用いての分析結果であるため、NBA公式で公表されている数値とは差異が発生する場合もあります。その点につき、あらかじめご留意ください。

　なお、ユタ・ジャズの他のレギュラー・シーズンの記事は、こちらからご確認ください。

※データ分析を実践する際に参考にしている書籍『Basketball Data Science: With Applications in R』の紹介記事も書いていますので、よろしければご確認ください。

【ユタ・ジャズ】プレイヤーの基本スタッツ < NBA 2004 – 2005 Regular Season>

　ユタ・ジャズの所属プレイヤー（試合出場時間順）の基本スタッツは下記の通り。基本スタッツの内容はこちら。

Player	GP	MIN	PTS	P2M	P2A	P2p	P3M	P3A	P3p	FTM	FTA	FTp	OREB	DREB	AST	TOV	STL	BLK	PF	PM
Matt Harpring	78	2585	1090	409	812	50.4	9	43	20.9	245	315	77.8	196	284	142	133	70	16	250	-324
Mehmet Okur	82	2303.9	1054	337	693	48.6	17	63	27	329	387	85	194	422	166	141	32	68	227	-203
Raja Bell	63	1796.7	772	249	533	46.7	54	134	40.3	112	150	74.7	48	153	91	79	44	8	205	-207
Carlos Boozer	51	1780.8	909	361	692	52.2	0	1	0	187	268	69.8	141	316	144	137	41	24	179	-101
Gordan Giricek	81	1652.7	715	245	527	46.5	38	105	36.2	111	137	81	25	157	137	90	46	11	155	-78
Howard Eisley	74	1429	415	134	302	44.4	27	103	26.2	66	83	79.5	15	75	250	111	45	9	156	-186
Keith McLeod	53	1381.6	416	125	336	37.2	18	72	25	112	146	76.7	20	93	236	99	63	12	138	-121
Andrei Kirilenko	41	1353.1	640	184	343	53.6	23	77	29.9	203	259	78.4	89	166	132	90	67	136	101	89
Jarron Collins	50	959.7	213	65	156	41.7	0	1	0	83	119	69.7	57	107	61	34	11	6	146	2
Kirk Snyder	68	900.4	338	92	243	37.9	30	85	35.3	64	96	66.7	50	71	36	58	26	19	116	-141
Kris Humphries	67	869	278	114	281	40.6	2	6	33.3	44	101	43.6	73	124	43	52	25	18	96	-168
Curtis Borchardt	67	856.3	200	74	172	43	0	0	0	52	71	73.2	86	138	49	52	10	32	160	-134
Raul Lopez	31	516.6	161	37	90	41.1	20	45	44.4	27	33	81.8	7	32	123	47	22	3	78	53
Ben Handlogten	21	294.7	95	43	82	52.4	0	1	0	9	17	52.9	23	42	13	18	7	5	55	-43
Randy Livingston	17	229.6	64	17	44	38.6	5	8	62.5	15	17	88.2	3	9	45	14	12	2	28	-38
Aleksandar Radojevic	12	128.1	19	6	19	31.6	0	0	0	7	10	70	9	19	6	15	0	2	32	-14

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※NBAプレイヤーのマッピング（多次元尺度構成法）はこちら、NBAプレイヤーの分類 （ウォード法による階層的クラスター分析）はこちら。

【ユタ・ジャズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのバブルチャート <NBA 2004 – 2005 Regular Season>

シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャート

　シュート成功数とシュート試投数を用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャート

　ディフェンス関連スタッツとプラスマイナスを用いたバブルチャートは下記の通り。バブルチャートの見方はこちら。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のバブルチャートはこちら。

【ユタ・ジャズ】基本スタッツを用いたプレイヤーのレーダーチャート <NBA 2004 – 2005 Regular Season>

　ユタ・ジャズの所属プレイヤーのレーダーチャートは下記の通り。レーダーチャートの見方はこちら。基本スタッツの内容はこちら。

※シーズンを通じて試合出場時間が500MIN以上であるプレイヤーが対象。レーダーチャート内にある青色の点線は平均値（標準化の処理を行っているため平均0）を表す。レーダーチャート作成の際には全てのスタッツを1MINあたりの数値に変換している。

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※基本スタッツを用いたチーム単位のレーダーチャートはこちら。

【ユタ・ジャズ】基本スタッツのばらつき ～変動係数と範囲～ <NBA 2004 – 2005 Regular Season>

　ユタ・ジャズの基本スタッツのばらつきを示すグラフは下記の通り。グラフの見方とグラフ作成に使用した基本スタッツの内容はこちら。グラフ内に示されている変動係数（Variation Coefficient）と範囲（Range）の内容は過去記事を参照。

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【ユタ・ジャズ】シュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2004 – 2005 Regular Season>

コートを16エリアに区分したシュートチャート

　コートを16エリアに区分したユタ・ジャズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたユタ・ジャズのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

試合経過時間で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　試合経過時間で見るユタ・ジャズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　ショットクロックで見るユタ・ジャズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離で見るユタ・ジャズのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

【ユタ・ジャズ】フィールドショットのスコアリング期待値 <NBA 2004 – 2005 Regular Season>

試合経過時間で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　試合経過時間で見るユタ・ジャズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

ショットクロックで見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　ショットクロックで見るユタ・ジャズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

シュート距離で見るスコアリング期待値の推移 ～密度推定～

　シュート距離で見るユタ・ジャズのスコアリング期待値の推移は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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【ユタ・ジャズ】チーム内におけるアシストのネットワークと特徴<NBA 2004 – 2005 Regular Season>

フィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツ

　ユタ・ジャズの所属プレイヤー（アルファベット順）のフィールドショットによる得点とアシスト関連スタッツは下記の通り。表中のFGPTS, FGPTS_AST, FGPTS_ASTp, AST, ASTPTSの内容はこちら。

Player	FGPTS	FGPTS_AST	FGPTS_ASTp	AST	ASTPTS
Aleksandar Radojevic	12	8	66.7%	6	12
Andrei Kirilenko	437	303	69.3%	132	275
Ben Handlogten	86	64	74.4%	13	28
Carlos Arroyo	193	77	39.9%	152	317
Carlos Boozer	722	490	67.9%	144	309
Curtis Borchardt	148	90	60.8%	49	108
Gordan Giricek	604	423	70.0%	137	285
Howard Eisley	349	189	54.2%	250	535
Jarron Collins	130	94	72.3%	61	124
Keith McLeod	304	95	31.3%	236	503
Kirk Snyder	274	200	73.0%	36	78
Kris Humphries	234	146	62.4%	43	90
Matt Harpring	845	631	74.7%	142	302
Mehmet Okur	725	426	58.8%	166	356
Raja Bell	660	546	82.7%	91	189
Randy Livingston	49	25	51.0%	45	94
Raul Lopez	134	60	44.8%	123	262

アシストネットワーク ～ネットワーク分析～

　ユタ・ジャズのアシストネットワークは下記の通り。グラフ内に示されている項目やグラフの見方はこちら。

※ノードの色はFGPTS（フィールドショットによる得点）、ノードのサイズはASTPTS（アシストにより生み出した得点）に対応している。エッジの始点はアシスト元のプレイヤー、終点はアシスト先のプレイヤー、エッジの色はアシスト数（アシスト数20以下となるエッジの表記は省略）に対応している。

アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図

　アシストにより生み出された得点とフィールドショットによる得点の散布図は下記の通り。散布図の見方はこちら。

主要プレイヤー間のアシストのやり取り ～クロス集計表～

　主要プレイヤー間のアシストの具体的な本数は下記の通り。クロス集計表の見方はこちら。

	Carlos Boozer	Gordan Giricek	Matt Harpring	Mehmet Okur	Raja Bell
Carlos Boozer	0	21	30	14	10
Gordan Giricek	25	0	25	16	4
Matt Harpring	19	15	0	22	30
Mehmet Okur	16	16	40	0	27
Raja Bell	17	3	20	13	0

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。クロス集計表の見方について、集計表の行にはアシストを出した側のプレイヤー、集計表の列にはアシストを受けた側のプレイヤーが記載されている。

アシストを出した相手先の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ユタ・ジャズの所属プレイヤーについて、アシストを出した相手先の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストを出した相手先の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

アシストをもらった相手の偏りの度合いを数値化 ～ジニ係数～

　ユタ・ジャズの所属プレイヤーについて、アシストをもらった相手の偏りを表すジニ係数は下記の通り。ジニ係数の内容は過去記事を参照。

※シーズンを通じて試合出場時間が1500MIN以上であるプレイヤーが対象。ジニ係数は0から1（0～100%）の間の値をとり、アシストをもらった相手の偏りが全く無い場合は0、その偏りが大きくなるにつれて1に近づく。

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※アシストに関するチーム単位のジニ係数はこちら。

【ユタ・ジャズ】対戦チームのシュートチャートとフィールドショット分布 <NBA 2004 – 2005 Regular Season>

　ここではユタ・ジャズと対戦したチームのシュートチャートとフィールドショット分布を示し、ユタ・ジャズが対戦チームからどのようなシュートを打たれたのかを確認する。

コートを16エリアに区分した対戦チームのシュートチャート

　コートを16エリアに区分したユタ・ジャズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いた対戦チームのシュートチャート

　ヘックスビンマップ（Hexbin map）を用いたユタ・ジャズの対戦チームのシュートチャートは下記の通り。シュートチャートの見方はこちら。

シュート距離で見る対戦チームのフィールドショットの分布とベストスコアラー ～密度推定～

　シュート距離から見るユタ・ジャズの対戦チームのフィールドショットの分布は下記の通り。分布図の見方はこちら。

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※リーグ全体のシュートチャートとフィールドショット分布はこちら。

次ページは、分析を実行するための統計ソフトRのコマンドを記載している。